2025年7月29日火曜日

24日ぶりの草刈り

 猛暑は続いて今日がピークだそうだ

防災無線は朝早くから熱中症に気をつけるようにと放送が流れてくる

天気予報では、原則外での運動は禁止、外出も極力避けるようにと言う

それを守って外作業は止めてきた

だが、庭も畑も草ぼうぼうになっている

もう限界である

今朝は5時に起きてコーヒーを一杯飲んだあと、5時半から身支度を整えて草刈りを開始した

畑の上の雑草の伸び方がすごかった

それでも20年前に弟から贈られた年代物の刈払機は今年も力強く快調に働いてくれている

草刈りは、アプローチから始め、東の妻の花畑脇の南側、花畑の脇の道、それに続く畑の脇道、畑の上を苦労して刈り、家裏へと上がりここを刈り込んでから再び降りて畑の中を刈り、ここを終えてからアプローチを戻り、花が隠れていて刈りづらい南の庭、東の花畑の庭の中の道、西の庭、ガレージ裏、薪小屋の裏、家裏と家脇、前庭と刈り進めて行った

所々に妻が手刈りした雑草や枯れた花が片付けでなく積まれていて、ここに刈払機の先が入るとこの枯れ草が絡まりとても作業性が悪くなっている

刈払機を使っての草刈りは、3時間を要した

まだ西の法面や西の庭の先などが残されているが、今日はこれで終わりとした

意外と汗だくとはならなかった

上に着ていた長袖シャツと靴下と鉢巻きタオルは洗濯に回した

作業後、風呂もシャワーも使わず、体を濡れタオルでふき、扇風機の風にあたっただけで汗は収まった

着替えてから遅い朝食をいただき、ソファーで休んでいる

Matthewがやって来て、まだ朝の散歩に行ってないょと訴えている

今日は接骨院(※)へ行ってくると言って妻は出かけた

テレビの気象予報士も防災無線の生活安全課の職員も「外出は極力避けるように」と注意喚起されているが、妻は毎日極力外出する

明日はブルーベリー摘みの予定だそうだ

私も参加だそうだ

5時からだそうだ

妻は摘んできてもいないのに送る先の話をしている

送るのは私の役目で送料は私の財布から出る

私はブルーベリーだけでなく、いちご摘みも野菜摘みも何摘みも苦手である

長く続けることはできない

この点ひどつをとっても、私は農業には向いていない

商売にも向いていない

もの作りは楽しい

※:私は接骨院というところを全く信用していない

知らないで言っているわけてはなく、いくつもの幾度もの経験を通じての考えである

p.s.

この家脇の妻の畑は年間○,○○○円で借りている

私の本音でいえば、逆に○,○○○円を出してもらいたいくらいである

私たちのおかげで、草刈りをしなくて済んでいるわけだから

地主はもうここに住んでいない

年に何度か帰ってくるだけだ

畑は今年で17年借りている

17年分の借賃は既に土地代金を超えているだろう

この辺の畑、価格のつけようがないくらいに安い

それと不思議だが、この土地(畑)に来るには、裏の山を越えて来るか、私たちの地所を通らなければ入って来れない

入路が無い土地なのだ

いま我が家となったここも含め、家が建つ前はこの辺り全部が畑であったと思われる

私たちの地所も一部は畑地目となっている

全部が畑だとすると、作場道からは、他人の畑から自分の畑、自分の畑から他人の畑へと道なんてものはなかったか、境界そのものが道だったのかもしれない

家脇の妻の畑の東側はかつて校長先生であったという人の畑になっている

今は杉を植え放しにしてある

娘さんが一人残されてらしいが見に来たこともない

妻の畑もかつて我が家を含めると4世帯の家庭菜園であった

東の畑の校長先生も我が家の脇の畑の家庭菜園で野菜作りをしていた人たちも、何のことわりもなく、当たり前のように我が家の地所を通って畑に来ていた

その人たちは、逝ってしまって、畑のすべてを妻が引き継いだ

前述の通り、昔は4つの家庭がそれぞれ借地料として○,○○○円払っていたわけだから、土地の価値以上の収入となっていたはずだ

この畑の地主も17年間一度も見に来たことはない

「もういいですから、使ってください」と言う位は言って欲しいものだ

我が家の西側も畑であった

ここも4世帯の畑であった

きれいに手入れをされた見事な畑であった

この西側の4世帯の畑も、畑で作物を作っていた方は、逝ってしまった、年老いてしまった、施設に入ってしまったとなっている

この西側の畑、今はジャングルのようになっていて、市道から我が家は見えなくなってしまった

雑草も木も竹も伸び放題となり放置されている

引き継いでいるはずの者も誰も見に来ない

秋が終えて草が枯れ、冬が来る前に、私はチェンソーを持ってジャングル刈りをするつもりでいる

この畑で伸びに伸びた桑の木がテレビアンテナの邪魔をしている

周りの人々と同じく、我々も逝ってしまう将来は近い

そうなれば、我が家はジングルに飲み込まれるだろう

息子は、家に入るためには、玄関の鍵以外に、鎌とチェーンソーを用意して来なければならない

日本の地方はどこもこんなではないかと思う

我が家の近くには保育園があり、児童センターがあり、小学校も中学校もあるので、子供の声は届くし姿も毎日見ているが、隣組は老人ばかりで、子供はいない

これも日本の現状だが、政治はこの点ひとつとっても対応していない

地方再生とか少子化対策とか、がなっているだけだ

しかし、今回の選挙で参議院も与党の過半数割れとなった

私は、ちょっと期待している

政治が変わる節目のような気もしてきた

自民党政治は役人政治であって、役人が書いた物語をそのまま進めて来ただけだ

野党が結集すれば、ガソリンの暫定税率も消費税も変えられる

企業に優しく国民に負担を強いる政治が変わるかもしれないと期待をしている

話があっちにこっちにと飛んでしまった

草刈りに始まり政治で終わった

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