2014年7月31日木曜日

15日目 野付半島と納沙布岬

7月31日(木)
僕のお父さん
僕のお父さんは僕が6歳と4ヶ月の時に死んでしまいました
僕のお父さんは将棋が強くて僕の強敵です
僕はいま空手の道場に通っています
お父さんは僕にやさしい人間になりなさいと教えてくれました
でも僕はそのことがよくわかりません
今度鹿児島のおじいちゃんに聞いてみようと思います
2時5分前に目が覚めた
眠っている間に私の頭の中に急に言葉がおりてきて、前述の作文が流れ出た
何なんだろう
私は将棋もできないし、空手はやったこともない
それも子供が書いたような作文だ
でも私にも同じ思いのところはある
「やさしい人間」、「そのことがよくわかりません」の二つの言葉だ
優しい人間とはどうゆう人間なんだろうね?
私にもわからないけど、家内のような人間ではないかと思う
思いつくことは幾つかあるが、何かぼうっとそう思うのである
もうひと眠りしようと思うが、眠れるであろうか
やはり眠れないのか、眠りから覚めたのか、車中泊の中から男の子の声が聞こえる
この子の声だったのかもしれない


ブログに戻ろう
根室に入る前、春国岱原生野鳥公園に入り、先ずはセンターの望遠鏡を使い浅瀬を観察してみた
遠くに尾白鷲の姿をとらえることができた
その後40分の散策コースを歩いてみた
野鳥の姿はなかなかとらえることは難しかったが鹿と北キツネが私を出迎えてくれた

さてそれではと納沙布岬へ車を向けたがナビの電源が落ちていることに気づいた
団地の駐車場をお借りしてハンドルの下に潜り先ずはヒユーズチェックした

切れてないし、同系統のラジオは点く
そうこうしていると青年が声をかけてくれた
そして調べてみてくれた
シガーライター裏の接合部が焼けていた
原因がわかれば私でもって修理は可能だが圧着工具が無い
その青年
私に車でついてきてくれと言う
自分は車屋だと言う
工場について行き、青年に直してもらった
私はついていないのか、ついているのか
私は間違いなくついている
お礼はと聞くと、いらないと言う
幸い、残されていた地酒のときわを一本を受け取ってもらった

納沙布岬には行き着いた
しかし、車のトラブルもあり、遅くなり、今回初めての道の駅泊まりとなった

2014年7月30日水曜日

14日目 摩周湖、屈斜路湖、美幌峠、小清水、知床、羅臼

7月30日(水)
今日は鶴居のキャンプ場を後に、摩周湖、屈斜路湖、網走と回る予定で4時に起床し、コーヒーを一杯飲んで
4時半に出発した
摩周湖までずっと霧の中の走行となった
ライトを点けてさらに慎重な運転を心掛けた
摩周湖では幸いに霧の上に美しい湖面を見せてくれた
霧の摩周湖といわれるが、初会(?回)の私にとっては、こうして姿を現してくれた方のがありがたい
屈斜路湖は摩周湖よりも低地にある関係で、霧でまったく湖面すら現れていない
ここも霧の中の走行となったが、美幌峠に向かい高度を上げるにつれ、すっきりとした青空の下に入った
美幌峠は晴れ上がっていたが、眼下の屈斜路湖は雲海の下に隠れてまったく見えない
美幌峠から網走へと車を向けた
途中、国道244号線脇にある小清水原生花園に寄った
ハマナスの時期は過ぎてはいたが、残っていたハマナスやエゾキスゲを写真に収めた
洒落た造りの釧網本線げんせいかえん駅内のカフェでフレッシュイチゴジュースをおいしくいただいた(350円)
昨夜描いた本日の旅の構想では、ここいら辺りで泊る予定であったが、まだ10時にも達していない
知床のうとろまで足を延ばすことにした
国道334号線からも見えるオシンコシン滝驚きの水量で大迫力であった
うとるの町中に近い国設知床野営場に入った
林間のキャンプ場でキャンパーも少なく、落ち着けそうな環境ではあったが、まだ陽は高い
そのまま知床五湖まで行き、木道の40分コースを歩いた
もっと広いコースを歩く道が2本あるそうだが、今はヒグマの繁殖期に入っており、危険が伴うため、有資格者のガイドが一緒でないと入れないとのことであった
私が歩いた40分コースだとガイドなしで歩けるが、5つの湖すべてを観ることはできず、観ることができた湖は1つであるが、湖と山と原野が相まって美しかった
さてどうするか
まだまだ陽は高い
結果、羅臼の峠を越え、国設羅臼温泉野営場に入った
なんといってもここは「熊の湯」無料の露天風呂がキャンプ場と道を挟んだ向かいにある
早速入った
少し白く濁った熱い湯であった

写真に収めたがったが、地元の方の入浴者も途切れず、シャッターを切るチャンスはなかった






2014年7月29日火曜日

13日目 鶴居のキャンプ場(のんびりと)

7月29日(火)
夜中に目が覚めた
昨夜は9時と早い時刻に寝てしまったからではなく、寒くて目が覚めた
早速、昨日ホームセンターで購入しておいた780円のはだがけ布団を引っ張り出しそれをかけて寝た
3時50分に目が覚めた
明るくなってきていたので起きた
寒いはずだょ9℃しかない
今が夏だとうことを忘れそうだ
20ℓのオイル缶を利用して焚火をしている人達の輪に入れてもらった
5月1日のキャンプ場オープンから10月までここで定住している人も多くいるお仲間だった
長老は広島から毎年ここに来ている83歳の元気な方であった
このみなさんから教えてもらったことだが、道東を観て回るならここ鶴居のキャンプ場をベースにして回ると良いとのことであった
釧路湿原は勿論、摩周湖、網走、知床、根室と観て回るところは多くある
知床も日帰りが可能とのことだが、ここは泊まってみたい
なるほどとの思いがあったので買い足したのも含め、トラックシートを3枚出してタープをしっかりし設営した
近くの温泉の湯につかりながら、旅のスタイルについてよく考えてみた
目的地へのピストンは道東といえども広く、帰ってくるのはかなり辛くなるのではないかと思われた
北海道を長く旅し、ここに定住している人達と私の旅は違うような気がした
私は、北海道初心者だし、ここをベースに旅するスタイルは初回の北海道旅向きではないのと結論に至った
大まかな道東ぐるり旅は、摩周湖・屈斜路湖、網走、知床、根室と回り、ここ鶴居に戻ってこようと考えている
釧路湿原をめぐるのはそれからでもい
明日は早い時刻に出発しよう
あまり先々の詳しい計画は立てず、明日は摩周湖・屈斜路湖を廻り、美幌峠を越え、網走に入ろう

12日目 風のガーデン~釧路 鶴居村

728日(月)
昨夜は寒かった
シュラフを広げただけの掛け布団だけでは寒かった低気圧が東に抜け、西高東低の気圧配置になったためだが、それにしても寒い
今朝、5時時点の外気温は14℃であった
寒いはずだ
昨夕は寒いし、湿気で車中も居心地が悪くなったので、車のエンジンをかけて、エアコンを入れた
ついでにTVも点けて、白鵬の30回目の優勝を観た
大横綱だ
教授やお父さんお勧めの鶴居村のキャンプ場を目標にして、今日はよく走った
上富良野のキャンプ場を10時に出発し、家内お勧めの富良野プリンスホテルの風のガーデンの庭を見た
手入れが行き届いた美しい庭であった
これも家内のお勧めであったが、森の時計にも歩いて行き、コーヒーを飲んだ
豆を自分で挽きいただく方式だ
おいしかったが、560円は車中泊旅行者にとっては痛い出費である
お天気も順調に回復し、車も私も快調で、296km走り鶴居村のキャンプ場に18時に入った
遅い到着となることは予測できたので、途中の生協ストアーで海苔弁を調達しておいたので、今夜はそれで夕食とした
遅い到着であったため、まだよくは確認できていないのだが、北海道ベテラン旅行者の推奨キャンプ場だけあって使えるキャンプ場のように思える
洋式トイレがあり、炊事場も整っていて、料金はかからない
街灯はなく、陽が落ちれば真っ暗だが、私にとってはありがたいくらいだ
利便性もよく、生協ストアー、ガソリンスタンド、郵便局まで、車でなら5分もかからないであろう
これも未確認であるが、近くに無料の天然温泉があるようだ
キャンパーは結構いるのだが、ベテラン揃いか、誠に静かである
これもありがたい
釧路湿原の北10kmほどに位置しているので、釧路湿原をじっくりと観察することができそうである
まだ研究外であるが、ここをベースに色々と観て回れるところも多くあるのではないかと思える
8時半を過ぎた
冷えてきた
温度計を確認すると21℃である
昨夜の14℃の寒さにこりた私は、ここに来る途中のホームセンターで特価販売の夏掛け布団を780円で仕入れてきた
今夜は2枚掛けの必要はないと思えるが、知床は道央に比較すると5℃は下がるということなので、そこでの活躍を期待している
家を出てからここまで、1553キロの走行距離となった
まだそんなもんなのかといった感じであるが、観てきた内容はかなり濃い

11日目 停滞(上富良野)

727日(日)

台風崩れの低気圧によって今日も明日も上富良野のキャンプ場に停滞となりそうだ


雨風強く、車サイドからのタープは風雨に対する強化対策は事前に打っていたものの、タープは強い風によりパタ・パタと激しく暴れた
のこのタープの構造に興味を持った方が見に来られた
伊藤さんといわれた
岩手県宮古からの旅人である
20年、北海道をキャンプ場を利用して旅をつづけられているとのことであった
仕事をしていたころは1週間ほど、バイクで走り回りの旅を続けられていたそうだが、定年後は、滞在日数を気にしない気ままな旅を軽バンで旅をつづけられているそうだ
年齢を聞くと私と同じ年の生まれであった
四国や九州にも行ってみたとい思うが、いつでも行けるような気がして、何故かいつも北海道に足が向いてしまうそうだ
誘われ、伊藤氏の軽バンを拝見した
手造りで、細々と色々と工夫を凝らした車中泊車となっていた
珈琲でもと誘われ、ブルーシートタープの下に入ると、お仲間がいた
松本からの塩谷さんと横浜からの内藤さんと紹介を受けた
内藤氏50年北海道に通われているそうで、年齢は72歳になられるそうだが、今も大型スクーターを利用してテント生活の旅である

北海道で知り合った方々が、ここ上富良野のキャンプ場に集まるとのことであった
このブルーシートのタープのもとに色々とお仲間が顔を出す
キャンパーネーム
伊藤氏は教授
内藤氏はお父さん
私にも早速内藤氏がキャンパーネームをつけてくれた。「ノッポさん」だそうだ

私には20年以上も同じキャンプ場に全国からお仲間が集まるのが理解できないでいる
ここのキャンプ場は設備も充実してはいるけれど、私から見ると抜群のサイトとはいえない

ここは北海道のほぼ中央に位置し、旅人達が集合するには良いところなのかもしれないし、北海道初心者の私には理解が及ばない点が多々あるのかとも考える

2014年7月26日土曜日

10日目 ファーム富田、五郎の石の家

今日は雨になることが分かっていた
今日は午前中が勝負だ

十勝岳温泉白銀荘を早目に出発して営業時間前ではあったが、ラベンダー畑が有名なファーム富田を見て来た
さすが北海道、花畑も大した規模だ
土曜日、開業前だが、続々とお客さんが入ってくる

空模様も段々とおかしくなってきてはいるが、北の国の五郎の石の家を見に行って来た
チャンと管理人がいて、300円の入場料が必要であった

開拓の地、北海道
農業は大規模だ
そんなことはわかっていたが、実際この目で見てみると広大だ
畑はどこまでも続く
牧草ならどこまでも牧草、ジャガイモならどこまでもジャガイモ、大麦、トウモロコシ、ニンニク
みんなそうだ
使っているトラクターもデカイ!乗っている爺ちゃんが小さく見える

北海道、どこもそうなんだが、ここ富良野の道もまっすぐだ
先が見えない
天気が良かったら青空の中に白いまっすぐな道路が延びている絵が撮れたんだろう
チョット残念だが、まだ先にも出てくる

天気がますます怪しくなって、小雨もぱらつき始めた
早々に上富良野のキャンプ場に入った
車の脇にはタープも設営し、雨対策も終えた
車中泊料金は500円
管理棟には、シャワーあり、電子レンジあり、TVあり、コインランドリーありと設備は充実している
ここも第三セクターではあるが町営だ

雨は結構激しさを増してきた
風もでてきたのでタープの強化が必要になってきた
雨が弱まるタイミングで補強作業をしよう
明日の午後まではこの天候が続くと思われる

思いのほか、旅の行程が順調で、いま北海道の中央に居る
帰りのフェリーとして使う予定の苫小牧はもうすぐ先だ
これで帰るのは惜しい
道東も視野に入れて考えてみよう

北海道をバラシてみると
北←そう日本の北だ
海←豊かな海に恵まれている
道←曲げて作ってはいけない真っ直ぐな道路
違うな!
これだけでは言い表せない

2014年7月25日金曜日

9日目 旭岳~十勝岳温泉

チングルマ

旭岳駐車場には早く着き、無料駐車場にも入れることができた
旭岳は全国区で、大阪からの高年ハイカーがいるし、山口、広島ナンバーのクルマなども駐車していた

ロープウェーはすでに運航していたので、駅へ
上の駅のライブカメラがあり、カメラの前はガスで景色はまったく見えない
係員の説明によると、10m/sの風が吹いているので、晴れるかもしれないとのことであった
駐車場でコーヒーなどを入れたりして5時間待った
午後一番、ロープウェー駅に行ってみるとライブカメラに山頂は見えないが、旭岳の姿が見える
早速、乗車して、上の駅に
山頂も含め、旭岳はほとんど雲の中の状態

下りる訳にもいかず、1時間コースをゆっくりと歩いてみた
この姿見平(旭平)はチングルマのカーペットだ
ただ、チングルマのトップシーズンは過ぎていた
それでも残ったチングルマを見ることはできたし、まだまだ多くの高山植物をみることができた
沢山写真に収めてきたので、家内へのみやげにしよう

旭岳温泉の湯はあきらめ、十勝岳温泉へと車を進めた
ここもすばらしくよいところだ
今日は素泊まり専門の白銀荘に泊まる
2段ペットだが、一泊2600円だ
キャンプ場もある
車中泊もキャンプ料金と同じく、500円の費用がかかる
これに、日帰り入浴料600円を加えると1100円になる
宿泊まりはお得感がある

屋内プロ露天風呂とも素晴らしかった

2014年7月24日木曜日

8日目 旭川

今日は旭川に入った

旭川には2日ほど滞在しても良いかなと考え、昨日ビジネスホテルを探したがやすいホテルはどこも空きはなかった

旭川市内の道の駅に寄ってみた
車中泊組もいるし、見たところ悪くはないが規模は小さく狭い
次の候補地である市内の公園の駐車場に向かった
広く大きな木々に囲まれていて静かだ
今夜はここに泊まることとし、旭山動物園へ車を向けた

評判通りの良い動物園だ

爺が一人でも十分に楽しめた

旭川にきたからはやっぱり旭川ラーメンでしょう
老舗「梅光軒」の醤油ラーメンを食べた
煮干しのダシが効いた濃厚なスープは私にあった

市内の公園駐車場の戻り、車を西日を遮る大きな木々が立ち並ぶ場所に止め、いすとテーブル出して、コーヒーなども入れ、のんびりと過ごした
ビジネスホテルよりも私にはこの方があっている

私の車の前に夫婦らしき若いカップルが慣れた段取りでバーベキューを始めた
突然、雨が降り出したが、傘を差してバーベキューを楽しんでいた

明日はどうするか
今のところ、全く考えていない

2014年7月23日水曜日

7日目 キャンプ場で停滞かぁ

3時頃かと思い目を覚ましたら、12時半であった
そうかも知れない
昨日は1時間ほど昼寝をしたし、キャンプ場では20時に雨だからと思い横になったらそのまま寝てしまった
睡眠は十分な訳で、目が覚めても仕方がない
昨日は、ピンネシリ温泉につかったのが開館と同時の10時半
先客は一人いたがすぐに出てしまったので、広い浴室は私のひとり占め状態であった
サウナもあったので、3回入り汗を絞り出した
湯は透明ではあるが、浴槽内は黄色く変色をしていた
鉄分であろうか
ゆっくりと湯にひたり、体は浴用タオルできれいに洗った
伸びていた髭も整えた
髭は伸ばしぱなしにして家に帰った時家内を驚かせてやろうかとも考えたが、ますます爺臭くなるので止めておいた

こちらでは軽トラも80kmのスピードで走っている
ヤマト運輸の車ともすれ違ったが、大変な距離を走るだろう
家・家というか、牧場間といおうかその間は随分と離れている
自宅内で全てがまかなえるような生活スタイルが必要になると思えた
牛が列をなしたりして草を食んでいる姿は誠に牧歌的で、北海道だと感じる

北海道のキャンプ場は虫が少ない
蚊も少ないようで、まだ私は一度も食われてはいない
用意した蚊取り線香の出番はまだない

前述の通り、早く目が覚めてしまい、夜中にお茶を入れたり、菓子をつまんだり、日記を書いたりと勝手気ままが許されるのも一人旅ならではないかと思う
妻や連れがあればこの様なことはできないであろう
止めていたたばこにまた手を出してしまった
これは一人旅の悪さかもしれない(w)
雨は降り続いている
さて、もうひと眠りしようか

二度寝して5時に目が覚めた
昨夕から降り始めた雨は今朝になっても止まない
梅雨のない北海道といわれているが、梅雨のようなしとしと雨だ
雨にぬれたタープをたたむ勇気は出ない
今日はここ「森林公園びふかアイランドキャンプ場」で停滞もよいかもしれない

車中泊を実践している団塊世代は多い
小樽の天狗山でお会いした方も団塊世代第一号組みであった
年齢は確かめてはいないが、老人ライダーの姿も目立つ
生まれた人数も多いから生き残っている人数も多いのか、働き過ぎの人生をここで取り戻そうと考えているのかもしれない

今朝、トイレに行って顔を洗う時に驚いた
ここには温水栓があった
お湯は使い放題のようだ
体も洗いたくなったが、“手と顔だけにしてくれ”と注意書きがあった
なにもこの温水で体を洗うことはない
立派な天然温泉が併設されていた
一風呂400円だそうだ

ここ「森林公園びふかアイランドキャンプ場」は、リピーターでにぎわう道北の人気サイトらしい
確かに一泊300円だし林間、草地のテントサイトで車の乗り入れもOK、そしてWi-Fiがフリーである
サイト内を歩いてみると、長期滞在者らしき滞在ぶりを見せるキャンパーも多くいる
これでは私も少し過ごしてみたくなる(本当かな)

2014年7月22日火曜日

6日目 宗谷岬~美深

本日も良い天気!
早い時刻に宗谷岬に立った
特別な感動はない

留萌までの道も空いていたが、留萌を過ぎたらほとんど車がいない
連休明けということもある

明日は雨のようだ
晴天続きで気温は30℃を越えているが、カラリとした天候でべたつくことはなく、快適である
これが北海道らしさか

今日もねぐらを探しながらの旅である
キャンプ場を2箇所、道の駅を2箇所
昨年の西日本車中泊旅行ではほとんどが道の駅泊まりであったが、北海道はキャンプ場泊まりが良い
道の駅のコンクリートの上より草地の上の方が何倍も快適である
落ち着くし、泊まっている感じがする

今日のねぐらは、美深町営の森林公園びふかアイランドキャンプ場
私はやはり海辺のキャンプ場よりも山の中のキャンプ場の方が落ち着く
夕方から雨になったが、タープも張って快適に過ごしている
タープといっても、町の体育祭で得た軽トラシートだ

2014年7月21日月曜日

5日目 礼文島

昨日泊まったキャンプ場で知りあった車中泊夫婦から得た情報に基づき、車も自転車も置いて日帰り計画で礼文島に渡った

島では、行程4時間程のバスツアーに参加した

花の礼文といわれるだけあってツアーガイドは高山植物や野草の事を現物を前に色々と説明してくれるのだが、花音痴の私にはわからないことばかりであった
この時期、エーデルワイスが咲いているとのことで、それは楽しみにしていたのだが、このツアーコースでは見ることはできなかった
足で稼ぐコースでないと、見れないとのことである
花好きの家内に見せてあげたい礼文島であった

高山植物や野草以外においても礼文は見所が多い
「霧の礼文」とも称される礼文島であるが、ガイドもうらやむ程の天候に恵まれ、自然味あふれる礼文島は、私も十分に楽しむことができた

2014年7月20日日曜日

4日目 留萌~ノシャップ岬

留萌の海岸キャンプ場を5時45分に出発した
海は青く、空も青く、そして道は真っ直ぐにのびて、先に見える対向車はなかなか近づかず、近づけばビュンと音を残し過ぎ去る
北の大地は雄大である

海はベタなぎ、小さな漁の船を平行する232号線から見て取れる

セイコーマートは強い
セブンイレブンがつぶれていた
その閉鎖したセブンイレブンの駐車場で漁師が昆布を広げて干していた

ただたら茄子紺の海とともに走る
80km、気にしていたら、追い抜かれた

利尻が見えてきた
大きい

利尻に向かって走るとサロベツ湿原に着いた
ビーチ草履からジョギングシューズに履き替え、湿原の木道を歩いた
私には見つけられないのか花は少なかったがここから見える利尻岳の姿もすばらしい

ここからの海岸通りもすばらしい
利尻の勇姿をいつまでも見せてくれた

12時50分、早々とノシャップ岬に到着した
今日はこの辺で泊まり場所を探すことにした
近くに道営のキャンプ場がありそこへ向かった
受け付けへ
入場料が1400円、施設使用料が750円
普段の私なら使わない場所に当たる訳だが65歳以上だと入場料は免除になるとのことなので、750円を支払いオートキャンプ場に入った
温水シャワー設備もあり、なかなか快適である

明日は、利尻に渡るか、礼文に渡るか、それとも渡らないか
まだ決めかねている

明日の天気もわからないのだから、明日決めるか

2014年7月19日土曜日

北海道第一歩

無事に小樽に入港した
小樽に期待はしていなかった
運河、倉庫街、裕次郎、興味は薄い

朝、早くても腹は空いてきた
朝市に行きイクラ、ホタテ、ウニの巴丼を食べた
うまいが高い

朝が早いので、閉まっている倉庫街を車で回ってみた
ビックリドンキーがびっくら倉庫の中だよ
朝早くから多くの方がジョギングを楽しんでおられたが、お昼頃になると町中は一変し、大型バスが駐車場にあふれ、老弱男女、外人さんも含め、ひと、人の町に変わっていた
小樽は港町であり、国際観光都市でもあった

私は標準に導かれ天狗山に上がった
ここは市民の手軽な健康ハイキングコースになっていた
そんな市民の方のおすすめに基づき小樽水族館へと向かった
水族館は駐車料金も入場料も高いのでパスし、その先に見える
灯台へと向かった
途中、岬からの展望を楽しみ、更に灯台を目指したが、その手前に大きな建物がある
築170年のニシン御殿(番屋)であった
10寸はあろうかと思える大黒柱、25寸程の松の梁
こんな梁は見たことがない
権力、財力とは恐ろしいものだ
隣の泊村から移築したものだそうだ
泊村
原発だ!
やはり、権力とは恐ろしいものだ!

コンビニ戦争で紹介があったセイコーマートのアイスモナカ
食べてみました
甘いが後味がくどいような気がした
モナカのパリ、パリ感もない
おいしいが、惜しい!

今日の泊は留萌の海岸キャンプイス場
無料の所を選んでいる
サンセットも楽しめた


そうだ、洗濯もした
天狗山でお会いした車中泊を楽しむご夫婦の奥さまオススメの洗剤を試用して洗ってみた
濯ぎがオススメ通りに楽であった

カトレア丸乗船

10:30新潟港からフェリー「カトレア丸」にて北海道小樽に向けて出航した

フェリーに乗るのは初めてのことでわからないことばかりだが、駐車場の係りの方が親切でわからないことは全て教えてくれた

部屋はJクラスの12人の大部屋であるがこの部屋に男が3人だけでゆったりと過ごすことができた

出航してまもなく汗もかいているので風呂に入った
窓には海が広がり、大きな風呂に千客は3名
空いていてここでもってのんびりする事ができた

昼食は持ちこんだ菓子パンですませ、夕食はカフェでカレーライスを食べた
同室の方と夕食は一緒になった
山岳カメラマンで山岳ガイドもしている方で、私とは話があった
山岳写真家として有名な方であった

暇なのでギターライブものぞいてみた
後は寝るだけで、私は昼も夜もよく眠った

海は穏やかであったので船は多い揺れることはなかったが、小さな横揺れに下からゴッンと小さく突き上げるような微振動が加わり、地震を思い起こした

私にとっても、3.11はトラウマになっている


2014年7月17日木曜日

出発した

本日、北海道車中泊旅行に出た

郡山から国道49号線ひたすら走り、18時20分、道の駅、新潟ふるさと村に入った

タブレットでの入力がうまくいかず、ふるさと村の写真が消えた
面倒なのでそのままとした

昨年の西日本車中泊旅行においても49号線は走っているわけだが、阿賀野川の大きさを再認識させられた
走っても、走っても阿賀野市だった

阿賀野市のガソリン価格は大きくばらついており166円から173円と表視されていた

今夜はここに泊まり、明日、新潟港からフェリーで小樽に向かう

2014年7月15日火曜日

北海道旅行に向けて

Aシーズン最後の日にあたる7月18日の小樽行きのフェリーを予約した
19日になると料金が上がる

今回の旅に向けても、前回と同じく長い期間をかけて色々と準備をして来ているが、今回の車中泊旅行用にと、クーラーボックスを新調した
クーラーボックスの購入については、家内から反対されているのだが買ってしまった
ダイワ クールラインⅡ GU-1600
下にすのこを敷いて氷が解けた水に触れないようにすると保冷が維持できるとwebに書き込みがあったので、早速すのこを作り敷いてみた
相当時間が経過したら、下の栓を開けて、中に溜まった水を逃がしてあげるそうだ(冷水が無くなったら、保冷力は低下しないのか・・・?)

クーラーボックス購入の件に戻ると
確かに家内が反対する理由はある
倉庫にクーラーボックスは6、7個は眠っていると思う
釣り用が多いかな


今年の車中泊旅行は北海道
北海道在住の方からの忠告にあった通り、道内全てをいっぺんに回るのは相当無理なようだ
しかし、四国、九州にも行ってみたいので、北海道へ何度もというわけには年齢的な問題からみてそうもいかない
それでも今回は北海道の1/3程度の広さの地域は観て回ってみたい。特に自然豊かな地を・・・・・

石狩で自給自足の田舎暮らしを実践しているHIROさんにも連絡を入れて伺う予定になっている

今回も私の体と愛車スバルサンバーの体力がもつことを願うばかりである


※今回は車中泊旅行の関係があり、練習も兼ねて、スマホから写真の張りつけ、テキストの書き込みを行ってみた
大変に難しい!
文章も写真も配置が変になり、見ずらいので今、PCから修正をかけた

昨年の西日本車中泊の旅では、使用機器の電源確保の問題と運転・食事・風呂・洗濯などなどの忙しさに追われてブログは一度しか更新しなかった
日記は、退職祝いでもらったパーカーで100均ノートに毎日書いたが、帰宅後、これをテキストに落とすのが大変だった(二度とやりたくない!)

今回、ブログは簡単でも頻繁に更新したいし、長く続けられている日記も書き続けたい
◇ブログは
・Wi-Fi環境なら、Nexus7+キーボード+マウスかなと考えてはいたが、Bluetoothマウスはあると楽だが、Bluetoothキーボードはかなり使いづらく、今どのモードにあるのか良くわからない
・Wi-Fi+100Vが使えるところなら、やはり使い勝手が良いPCになるので、持って行くことになる
・G3、LTE環境ならテザリングを活用するよりも、直接スマホを頼りにするのが良いように思える
◇日記は、
私のデジタル日記(?/w)には写真を入れることが多くなってきている
試行錯誤を繰り返してきたが、オフラインでもメールに書きつづるのが一番簡単なような気がしている
iosのメール上での写真貼付は改善されたとはいえ、かなりイラつくので、iPod touchは使いたくない