友人の勧めにより3年ほど前になるか、サピエンス全史を読んだ
冬眠中(冬籠り)に面白くて一気に読んだ
それにつられて、同じ著者のホモ・デウスを読んだ
「進化」にとりつかれ、
昨年の冬眠中、子供に戻ったように「種の起源」、「ビーグル号航海記」と読み進めた
そして今年の冬眠明けに、「21 Lessons(21世紀の人類のための21の思考)」と「NEXUS(情報の人類史)」と読み進み、長谷川眞理子氏の本を間にしてカール・ジマーの「進化 生命のたどる道」へとつながて来た
ダーウィンの「種の起源」も「ビーグル号航海記」も読み進むには少し苦労した
種の起源の上巻はかなり読み返しがあったし、ビーグル号航海記は航海路を見ながら読み進めた
種の起源の上巻の第4章「自然淘汰」まではかなり面白く読み進めた
上巻は読み返しもあった
第4章まではノートにメモを取りながら読んでいて、かなり時間をかけて読んだ
上巻は熱心に読み完読したが、それに比べ、下巻は興味が薄れてきていたのか疲れたのか読み飛ばして読んだ
種の起源は一般向けに書かれた本とのことだが、植物についての記述に対しては、初歩の植物知識が必要と感じた
私も旅行記は書くためか、ビーグル号航海記は面白く読めた
航路地図とともに読んだのでより面白く読めたと思う
しかし、3巻もあるとさすがに長く、中巻の途中当たりから読み飛ばしもしながら読んだ
加齢と共に、本を読む集中力もかなり低下して来た
老眼もかなり影響している
種の起源を読んでいる最中に、NHK教材の「100分de名著」「種の起源」を読んだ
これは100分というだけあって、とってつもなく簡略ではあるものの、ダーウィンが言わんとしていることがつかめたような気にさせてくれた
また、同時に読んだ生誕200周年、種の起源150周年記念号の「Newtonムック」 「ダーウィン進化論」も種の起源を理解する上で役立った
ここまで読んで来ると、現代の進化生物学で「種」とか「進化」とはどう理解されているのかと少し興味は移って行った
そんな中で、ダーウィンにつながった方が「カール・ジマー」であった
彼が書いた進化論に関する本は数多くあるが、私が最初に選んだ本が「進化 生命のたどる道」である
昨日から読み始めた
知らなくて購入したのだが、この本を監修したのは、前述の長谷川眞理子氏であった
著者のカール・ジマー氏はWikipediAの説明によると職業は人気科学ライター・ブロガーとなっている
博物学者でも生物学者でもなかった
彼は本書の最初にこう述べている
本書は、生物学者になろうとは思っていない人たちつまり、ほとんどすべての人たちに向けたものだ。数学や、進化生物学者が使う最先端の実験手法を長々と述べたりはしない。しかし、進化を理解するための鍵となる概念こそを、グラフや図表、イラストの助けを借りながら、しっかり説明していきたい。
素晴らしい!
私にぴったりな本に行き着いた感じがしている
冬籠りならぬ、夏籠りになりそうだ(w)
表紙を見たら小学生も飛びつきそうな本に見える