それは「博士ちゃん」である
昨夜も放送があった
「神秘と謎に包まれた…富士山6大ミステリー2時間半SP」と題して3人の博士ちゃんが登場した
その中で、私が好きな博士ちゃんは葛飾北斎博士ちゃんの目黒龍一郎君である
江戸好きな私は、この目黒龍一郎君の影響で両国のすみだ北斎美術館へ足を運んだこともある
富士山なら私も得意だぞと思いながら見続けた
私は、富士山には数えきれないほどに足を運んでいる
単独で下の浅間神社を出発点に須山口登山歩道から山頂まで歩いて登ったこともある
長すぎて二度とやる気にはならなかった
江戸っ子は日本橋から歩いた
33度登ったという石碑が多く残されている
どの石碑も33度となっている (※-1)
富士山は、ヒマラヤやヨーロッパアルプス行の高所トレーニングとしても登っているし、冬山合宿前の新人トレーニングの場としても富士山は毎年使わせてもらっていた
富士山での冬山トレーニングでは、アイゼン、ピッケルを使っての歩行訓練、滑落停止訓練、耐寒訓練などを行った
妻もヒマラヤに行く前に富士山には2度登っている
しかし、何度も富士山には足を運んでいても、五合目にあれほど目立つ鳥居があるのに、私は富士山小御嶽神社に足を踏み入れたことがない
そうつぶやいたら、脇で見ていた妻が、「〇〇ちゃんは脇目を振らないから」と言った
この富士山小御嶽神社には、天狗が奉納したとされている重さ百貫(375kg)の大斧が置かれている
この大斧を持ち上げることができれば、利益があるとされている
目黒龍一郎君の説明によると、横綱の白鳳が持ち上げたそうだ
この斧について、目黒龍一郎君は別な説明を始めた
斧には三本の線と四本の線が刻まれている
この三本の線と四本の線には意味があると説明を続けた
この時、富士山小御嶽神社に置かれていた大斧は三本の線を上にして置かれていた
目黒龍一郎君はどうしても裏側を見たいと、5合目に観光に訪れていた力のありそうな外国人の方にも手伝ってもらい、4人がかりで大斧を起こしひっくり返した
そこには四本の線が刻まれていた
その線の意味は次の通りである (島根県立農林大学校 林業科情報より)
山の神様への信仰の産物で、三本の線は「ミキ」で「神酒」を表し、(御神酒[オミキ]のこと)
反対がわの四本の線は「ヨキ」で「四気」(又は 「四大」)を表しているそうである
四気とは、太陽・土・水・空気…木を育てる気のことで、四大は地水火風のことだそうだ
目黒龍一郎君の四本の線の説明は「四気」の説明に近かった
そして今日、私の斧を調べてみた
私の斧にも三本の線と四本の線は刻まれていた
※-1:山梨日日新聞から
富士山誕生にちなむ「御縁年」
富士山は紀元前301年の庚申(かのえさる)の年に姿を現したとされ、富士山の誕生年とする伝説があり、60年に一度の庚申の年を「御縁年」と呼び祝っている。
おめでたいことなのでこの「御縁年」に登山をすると、1回が33回に相当するほどのご利益があるとされたり、女人禁制も緩和されたりしたので特に登山者が多かったようだ。
結論:庚申の年の「御縁年」に一度登り、33回登ったたしただけだと思う
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