雨がこれほど降らない年はなかった
移住してくるまで知らなかったが、水道は市の事業以外に、地区単位に運用している事業体がある
事実、我が家の前には町中に伸びる地区の小規模な水道タンクが設置されている
タンクといっても深さはわからないが井戸枠の大きさしかない
そこへは電力が供給されていて、電力線はそのタンク内に伸びているので、水中ポンプでも動かしているのかもしれない
地区単位の水道事業体の中には、この水不足により家庭へ水道水の供給ができなくなった地区が出てきているとのことである
この地区では、補助金も出して井戸への切り替えを進めているとのことである
しかし水不足の今は、その井戸も枯れている井戸が多発している
今年の水不足は、田んぼをひび割れさせているだけでなく、人間の飲み水までもが不足する事態になっている
人口が減り、税不足となり、水道をはじめとするインフラの整備・メンテナンスは行き届かなくなる
更に、地球温暖化、気候変動は、新鮮な水や空気を得るにも多くの費用がかかるようになる
行政に頼り切るのは危険で、自己防衛が必要となる
水不足は「災害」と考えるべきである
5時50分、空が暗くなり、ゴロゴロと雷が鳴りだした
雨よ来い来い!!ドンドン降れ降れ!!
p.s.
私もそうであった
都市部の人は、蛇口を捻れば水はいつでも出てくるものだと思っている
地方に住んでみればわかる
水は天の恵み、川の恵みとわかる
また、地区の個人の努力に依存しているともわかる
私は、山の師匠のお宅の、水道の、山水タンク増設の「結」作業に協力した貴重な経験を有する
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