2015年11月28日土曜日

入浴

昨夜は我が家の風呂の湯船にゆったりと浸かった
左腕と左わき腹と右わき腹、背中は洗えないので家内に洗ってもらった

入院していた病院の担当医師が作ってくれたペットボトル3本を使った浴用装 具は湯船の中では浮いてしまうので、机の脇にあった100円ショップのザルを使って浴用装具を自作した

ザルなら浴槽の中に沈む
使い心地はまあまあといったところだ

今夜も風呂に入った
右腕を脱力した状態で髙さを合わしたテーブルの上で右腕を安定させ、装具を慎重に外し、着ているものも慎重に右腕から抜き、入浴用の自作の装具を付けて風呂に入る

この時、肘から曲げたままの腕をそっと伸ばす
肘は曲がったままで、完全には伸びないが、この解放感は感動的でさえある
浴室内で下げた腕は手のひらを上に向けたり下に向けたりの腕の回転はしてはならないと医師からも療法士からも言われている
この様にぎごちない入浴であるが、とてもありがたい時間である

風呂から上がった後の着替えも大変な時間を要する
装具の外しから入浴して装具を付けるまで40分以上はかかっているだろう

汗をかいているわけでもないので、毎日風呂に入らなくても良いのだが、腕を開放できる唯一の時間でもあり続けるだろう

【追記 12月2日】
術後最初の通院時、担当医に作ってもらった浴用ペットボトル装具は浴槽では浮いてしまうことを話した
担当医の話によると浴槽に入ることは想定外で、(リハビリ中は?)シャワー入浴を想定していたとのことであった
一日の疲れを癒してくれる効果がある伝統的な日本式入浴法について整形外科医としては認識しておいてほしかったと思う次第である

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