2024年8月13日火曜日

下がった下がった

 今日は3ヶ月に一度の泌尿器科の検診日である

3ヶ月前、お盆だから空いてるょと主治医はそう言ったが、そうでもなく、病院は今日も混んでいた

今日は腹部エコーで前立腺の大きさも測った

この腹部エコーを撮るためには、診察前に水をたくさん飲み、排尿は我慢しなければならない

血液検査による前立腺がんマーカーのPSAの値も出た

下がった!下がった!

3.94ng/mLであった

2006年7月4日の人間ドックの検査で基準値の4.0ng/mLを超えて以来、18年ぶりに基準値を下回る値となった

前立腺の大きさも小さくなった

 3年前の59.5mlの大きさが今回は46.0mlとなった (※1)

3年前、主治医からは、卵大の大きさがあると言われていた (※2)

この2つの数値が示す通り、体が感じる排尿障害もかなり改善されている

夜間尿もほぼ無くなった

排尿も改善されてきた

昨年12月、最初に処方された薬は効果はあったが、めまいの副作用が強く服用は中止、次に試した薬は効果がないどころか、PSAの値は逆に上がってしまった

薬による効果が出ない中、積極的に肥大している前立腺を削る手術的方法も考えた

蒸気を使った新たな手術法は、朝日新聞に特集が組まれるほど広まってきていた

この手術法について、私の主治医は懐疑的な見方をしていた

次の3度目に処方された薬は、3ヶ月目に効果を表し始めた

この薬を続く3ヶ月間も服用し続けた結果、6ヶ月でPSA値にも前立腺肥大にも、前述の通り効果を現した

気になる副作用もないようだ

もう3ヶ月服用を続けることになった

私は医者と諦めず根気強く治療に取り組んできた成果だと思っている

長年順調に太って来た(w)前立腺のその肥大も本日わかった通り、始めて小さくなった

3年前に主治医から前立腺がん濃厚と言われた(※3)

各種検査から治療へと進めてきた

病気を治すには、医者に頑張ってもらわなければならないが、同時並行で患者も頑張らなければならない

無知でも医者に任せっきりでもいけない

※1:調べたところ、前立腺体積の測定は3次元方向の径を測定し近似するとある (前立腺体積=左右径×上下径×前後径/2)

主治医も測定後、電卓を叩いていたからこの近似式を計算していたのだろう

※2:卵の重量:日本卵業協会によると、Mサイズで重さは58g以上64g未満と規定されている

卵の比重は1.1ほどだそうなので、体積にすると52ml〜58mlくらいになる

とすると、3年前の私の前立腺は、Mサイズの卵より少し大きく、小さ目のLサイズの卵の大きさがあった

今回は、Sサイズの卵大にサイズダウンしたことになる(w)

前立腺の元々の大きさは、20mlほどのクルミ大の大きさだそうだ

私の場合、効果があった薬をいくら飲み続けても、クルミ大の大きさに戻ることはないだろう

画像判断で疑われた前立腺がんも、生検の結果からがんではないことが判明したし、前立腺肥大症であっても、排尿障害が治まればそれで良しとする

この先3ヶ月も薬は飲み続けることになったが、いつまで続ける必要があるのか?

がんではないとわかり、今回で、PSA値も基準値以下に下がり、前立腺も縮小し、夜間尿などの排尿障害も改善してきた

対応については、主治医と相談の上、3ヶ月後に決めよう

※3:がんと疑われたのは前立腺だけではない

胃がんの疑いは、実際にがんであった

ESD手術によって切除した

喉頭がんも疑われたし、大腸がんも疑われた

疑い=検査なのだ

検査しなければ、「疑い」も「発見」もない!

私の胃がんは集団検診の胃カメラで見つかった

妻も、集団検診の検便から大腸がんか見つかり、手術した

1ヶ月から3ヶ月の経過観察へと進んでいてその後の経過は良い

弟は、独立後、胃がん検診を一度も受けずに胃がんで死んだ

検査をしていないと私は思ってもいなかった

あれほど弟とは会ってもいたし、話もしていたのに「前回の検診、どうだった?」と聞いたことはなかった

大工道具などの話ばかりしていた

私の胃がんの方が先だったら、話は違っていたかもしれない

検査は大事だょと言っていたかもしれない

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