今日は秋晴れのよい天気になった
◯◯岳の岩場に行ってきた
先に登ったルートの左手にチャレンジしてみた
3/5程は登れた
上の残り2/5の垂壁は、ホールドが細か過ぎて私の71.8kgの体を支え切ることができなかった
落ちたのではなく振られてロープに吊り下がった
セルフビレイ器のグリグリ+に吊り下がった状態から直ぐに、ハンドルを引いて何も変えずにそのままラペリング(※-1)で降りた
その吊り下げられた状態のその位置から再チャレンジしても良いのだが今回は下降した
体重かけた状態で上のロープを見ると、鋭角ではなく丸くはあるが、ロープはその岩に擦れていた
小さなホールドで体を支え切れず、左に1mほど振られて上からのロープにぶら下がる形になったので、ロープはこの岩に擦られていたことになる
トップロープソロは安全なクライミング手法であるが、この岩によるロープの破断に細心の注意を払う必要がある
花崗岩なので表面はザラザラしている
切れるようなことはないと思うが、ローププロテクターは使うことにする
ガレージテストはしてきているクライミングシステムだが、今日は実岩での現場確認を行ってみた
①昨夜、グリグリ+に細紐を通す穴を空けた(※-2)
その穴に通した紐にチェストハーネスからのカラビナを掛けてグリグリ+を逆さ吊りにセットし、これをメインセルフビレイ器として登ってみた
②メインセルフビレイ器をペツルのクロールに替えて登ってみた
思いの外、クロールは下のロープの手繰りに苦労した
ガレージテストの脚立の上とは大分違っていた
③メインセルフビレイ器をペツルのマイクロトラクションに替えて登ってみた
追従性も良く、ローブの手繰りもしやすかった
④メインセルフビレイ器をKong のDuck(ダック)に替えて登ってみた
これもなかなか良い
これらの実岩経験から考えると、どのアセンダーを使うよりも、ディセンダーのグリグリ+を使う方式が一番良いように感じられた
確かにアセンダーを使う方式の方がデバイスの中をロープが直線的に滑るので追従性はとても良い
それに対して、グリグリ+はデバイスの中でロープがUの字型に曲がるので、直線的に動くアセンダーと比べるとその追従性は劣る
だが、行き詰まった時、滑落した時、終了点まで登り切った時の次の動作は、グリグリ+を使った場合の下降への転換の迅速性はとても簡単である
この転換の迅速性と容易性は安全性に直結する
アセンダーを使った場合、ロープに食い込んだ状態から下降に移るには多くの手間を必要とする
トップロープソロは落ちることに心配は伴わない
アセンダーは登るためのディセンダーではないが確実にロープを噛む
グリグリ+はディセンダー(確保器)なので止めるように設計されている
ブレーキアシスト機能付きのディセンダーでもある
ピボットやATCガイドのような単なる確保器とは違う
グリグリ+の操作はシンプルで簡単なので、危険を伴う要素が極端に少ない
下降レバーを引き過ぎてしまった際の安全機構も備わっている
いま最も優れたディセンダーでありシングルロープ下降器である
アセンダーだと、体重をかけてしまった後、この体重を抜くためにはかなりの手間を要するし、体重を移動したあともアセンダーの鋭い爪からロープを解除するのにも苦労する
また、かなりロープを痛めることもわかった
カム式のKong のDuckは、その点の心配は少ない
今日の結果から見た総合評価は、グリグリ+の逆さ吊り方式がトップロープソロにおいても有効かと考える
今日は10時過ぎに家を出て、コンビニに寄り昼食のパンとアーモンド飲料と飴を仕入れてから岩へ向かった
2時半まで遊んで山を降り、3時半に家へ戻ってきた
日課の愛犬との散歩も行った
山中では誰とも出会わなかった
私一人の世界であった
誰に対する気兼ねもなく一人で遊んできた
開放感をたっぷりと味わってきた
熊と出会うのは怖いので、入山から下山までづっとNNKラジオをかけっ放しにしておいた
このラジオの音も一人遊びには邪魔なのだが、熊よけ対策なので仕方がないと諦めた
※:昔はアプザイレンと言った (ラペリングは英語化しているが、語源はフランス語のようだ)
※-2:穴あけに苦労している方がいるが、ドリルを使うから苦労するのであって、千枚通しを火で炙り当てたら直ぐに穴は空く
適度な細引きがなく絵画の額吊るしの白い細引きを流用した
もう少し太い紐の方が良さそうなので探すことにする
ここは、荷重がかかるところではないので、チェストハーネスにつなぐカラビナはおもちゃのような「S-Hookと」いう小さなカラビナを使った
今日は高度計も待って登った
我が家の標高は482m、入山口(鰍口)の駐車場で約600m、岩の取付きの山道で約750mであった
我が家からだと僅か250mの高さに遊び場がある
標題の「ルート開拓」は、チョット大げさな表現だったかもしれない
いま対象としている岩は、10mを切る程度の高さしかない
一人遊びにはちょうど良い