壊死創の傷口周りに盛り上がった土手のように組織も削り取られた
医師の話によると、これはカサブタであるそうだ
この処置のためか、今日のデブリートマンはかなり痛かった
予定通り、本日の通院で植皮の手術日が決まった
ただ、この手術日を決めるにあたっては、医師も看護師も日程調整にかなり苦労をしていた
手術の日程は組めるのだが、ベッドが空いていないのだ
20日以上先のベッドも空いていなかった
医師にも無理をしてもらい、当日朝の入院で、当日の午後の手術となった
そんな無理をしてやっと取れたのは、個室のベッドであった
それでもどのベッド空くのかわからないようであった
個室は2ランクあり、入院当日でないと、どの部屋になるかもわからないそうである (7,700円/18㎡、11,000円/20㎡)
11,000円の個室は、北棟外れの温泉風呂付きの個室だと思う
手術後の1週間はまったく動くことはできないので、温泉付きであろうがなかろうが、風呂は用なしなのである
壊死創の大きさは6×4cm+3×2.5cmと判断された
切り取る移植用皮膚の大きさを決めるための大体の目安だそうだ
移植の皮膚は脚の付け根(鼠径部)から取るそうだ
ラグビーボールのような菱形で切り取るそうだ
鼠径部脚の皮膚はダブついているので、切り取った後は、傷口を覆い隠すように合わせて縫うことができるそうだ
その切り取った皮膚を2つに分けて、2つある壊死創の傷にペタっと貼り、その後はここも縫うそうだ
切り取るところも壊死創のところも局所麻酔で手術は行うと説明された
壊死創に植皮した後は、包帯で固定し、その包帯はそのままにして1週間は外さないそうだ
植皮後は、その皮膚が壊死創になじませる(着かせる)ために、動かさないことが一番大切になる
2つの壊死創は足首にあるので動きやすい
この入院1週間は、動かさないように注意して過ごす必要がある
この動かしてはならないという過ごし方が一番つらい過ごし方になる
これが1週間も続く
この術後入院1週間は、シャワーも使えず、上半身を拭くだけになるそうだ
1週間後に包帯を解いて状態を確認すると説明された
ベッドの空きがない関係から医師も無理な日程を組んでおり、この日は他病院(県立福島医大)へ行っているが帰りに寄ると言っていた
植皮が上手くいってないようなら再手術はできず、自然回復を待つ保存療法となると言われた
植皮の成功率は80%とも説明された
成功すれば、その後は退院して自宅療養となるようだ
入院期間は、1〜2週間と言われた
今日から数えて手術は13日後になる
13日間は長い
手術までの間に、1週間後の外来通院で5度目のデブリートマンを私の希望で入れてもらった
直前療養を加えたほうが、植皮の成功率は上がると考えた
手術が決まり、一歩前が見えるようになった
怖さもあるが、希望もある
アレヤコレヤと色々な思いが頭の中を駆け巡るが、「自分ではどうしようもないことは考えない」ことにした
いま自分ができることは、いつも通りに、壊死創の細菌感染に最大の注意を払い、傷を洗い、組織の育成を促す薬を塗り、傷を保護することにある
形成外科での処置後は、入院する前の基本的な検査を受け、入院事務手続きを終え、1週間分の壊死創の手当ての薬と痛み止めの薬を受け取り、妻の運転で帰宅した
帰宅したら、愛猫と愛犬が揃ってお出迎えをしてくれた







