主治医からは、「植皮手術の成功率は80%」、「上手くいかなかったら再手術はできない」、「体の治癒力で治していくことになる」と言われていた
手術前も手術後も、この「成功率80%」が頭から離れなかった
手術後3日目に、形成外科センター長が私のベッドに見舞いに来た
その時、そのセンター長から「成功率80%の本当の意味」を教えてもらった
「皮膚全体の全てが生着(100%)しなくて、一部(20%)が生着しなくても、そこは体の治癒力で埋めてくれる」と説明された
私は「成功率80%」の本当の意味をこの時に理解した
実際に、壊死した2ヶ所の皮膚の内、小さな壊死ヶ所の皮膚は完全に生着していたが、大きな壊死ヶ所の皮膚は20%程が生着していなかった
大きな壊死ヶ所は、成功率80%との結果となったわけである
残された20%の皮膚は徐々に埋まって行った
そして今日、残された20%の皮膚は完全に埋まったことが確認できた
この20%を埋めるの63日(約2ヶ月)を要した
人間の体の治癒力の素晴らしさを知った一瞬でもあった
赤い肉芽が徐々に狭まって行き、最後は黄色い瘡蓋のようなものが盛り上がり、それが取れたあとの下には、新しい皮膚が生まれていた
だが、植皮部とその回りの皮膚は、ここも徐々に柔らかくなっては来ているが、まだとても固い
ここもかなりの期間は要すると思うが、元の足首の状態に回復してくると考えている
左足首は、まだこわばっているが、歩行に支障は感じないまでになっている






