日本循環器病気研究センターの「大動脈瘤と大動脈解離」を本日読んでみて、私の認識がずれていることに気づかされた
その一つは、胸のみぞおちの痛みと背中の左肩甲骨の痛みは腹部大動脈解離と関係が薄いと言うことだ(※-1)
胸痛の場合は、上行大動脈の障害部位で発生するし、背部痛の場合は下行大動脈の障害部位で発生するとある
障害部位が腹部大動脈であると、腹痛や腰痛の症状が伴うとある
私の場合は、腹痛や腰痛はなく、前述の通り、胸のみぞおちと背中の左肩甲骨の下あたりが痛かった
二つ目は、これはさらに重要なのだが、大動脈解離から大動脈瘤(解離性大動脈瘤)へ拡大・移行するとの知識を得るに至った
私は当初、裂けて偽腔となったところは慢性期には固まって安定すると考えていた
もっと現実的なことで言えば、2ヶ月後の慢性期に入れば安定してゴルフもできるようになると考えていた
日本循環器病気研究センターのこの資料によると、そうではないようだ
大動脈解離から大動脈瘤(解離性大動脈瘤)へ拡大・移行し、主に急性期の裂け目(解離)が慢性期にかけて血管壁を脆くし、血液の負荷に耐えきれずに外側に膨らむことにより大動脈瘤に拡大していくことは珍しくないこと説明されていた
そのメカニズムを順を追って説明すると以下の通りとなる
1.急性期の発生:血管の層が引き裂かれる(血管層の破壊)
2.偽腔の形成:真腔(本来の血液が流れる道)と偽腔(血液が入り込んだ裂け目)の2層に引き裂かれる
3.慢性期への移行:解離した血管は非常に薄く脆く、高血圧が続くと偽腔に高い圧力がかかり続ける
脆くなった血管壁が圧力に負けて外へ徐々に膨らみだし慢性解離性大動脈瘤となり、最終的に破壊リスクが高まるとのことである
ただ、偽腔が血栓化して固まると大動脈瘤にはならないようでもある
私は、大動脈解離と大動脈瘤は別物(ノットイコール)と考えていたが違ったようだ(イコールも有り)
言うまでもないが、大動脈解離を悪化させないためには規則正しい生活とストレスレスの生活を維持し続ける必要がある
それに並行し、専門医による定期的な経過観察も必要になる
腹部だと大きさが4~4.5センチ以上になると大動脈瘤の破裂の危険性が高まるそうで、そうなると外科的処置が必要になるようだ
現在の私の大動脈解離は、長さが10cm、太さが2.6〜2.7cmのようだ (但し、私はまだ画像を見てはいない)
2.7cmはまだ細いとはいっても障害部位の長さが10cmもあるのでどこで膨らむかわからない
大動脈解離は血液の流れの力によって下へ下へと広がって行くようでもある
外科的処置としては、人工血管に置き換えて障害部位を取り除くか、血管の内側に金属製のステントを挿入して広げ内側から補強することになる
そこに至るか否も含めて経過観察が必要となるわけである
※-1:私は昨日までは、私にあった「胸のみぞおちの痛みと、背中の左肩甲骨の痛み」は、今回発見に至った腹部大動脈解離とは別物とずっと考えていた
しかし、ChatGPTの説明や、HCUでのサブドクターの説明にあった「胸と背中の痛みは大動脈解離と関係がある」との見解を徐々に信じるようになっていた
その考えは、この資料を読んで私は元の考えに戻った
「胸のみぞおちの痛みと、背中の左肩甲骨の痛み」は関係ないと再び思うようになった
おそらく、胃に何らかの異常をきたしていると思う
大病院の緊急治療室でストレッチャーに寝かされた私の脇に立っていた心臓血管外科医の主治医に私は言った
私の「胸のみぞおちの痛みと、背中の左肩甲骨の痛み」は関係ないのではと!
主治医も言った
「関係ない」と、
また「(位置が)遠すぎる」とも言った
この主治医の見解と私の感じをこの先も疑わずに信じることにした
日本循環器病気研究センターの資料にもある
大動脈解離や大動脈瘤は別な治療過程でのエコーやCT検査で見つかることがほとんどだそうだ
私の場合もそうだ
もしかすると、私の発見された大動脈解離は新しいものではないかもしれない
そうすると、救急搬送された際の198にも上がった血圧は何であったのかの説明がつかないことにもなるけどね!
それにしてもチームだと言う、サブドクターと主治医の見解が違うのは気になるところである







