2024年8月10日土曜日

台風5号対策

 台風5号は福島県に向かって進んできている
台風対策が必要だ
まず、排水口のチェックから始めた

今年は多くの竹が枯れ、その枯れた葉が排水口の自作ネットに引っかかっていた

それを取り除き、犬走りの上にたまっていた枯れた竹の葉もきれいに履いた

ハシゴをかけて、雨樋の掃除を行った

薪割り機の上斜めに張ってあったシートを外して寝かせた

立ててあるハシゴ2本を固定して縛った

飛びそうなものは中に仕舞うか、石で固定した

懐中電灯の電池は充電している

発電機も確認した

大物は栗の木の枝の剪定である

一本、大きな枝が風に吹かれると電力線に当たりそうだ

この電力線を切ってしまったら大変だ

ハシゴをかけて切ることにしたが、この枝、切ると電力線に乗ってしまう

剪定で電力線を切ってしまっては、元も子もない

枝の上部にロープをかけて電力線とは逆の方向に引きながら、チェンソーの刃を入れなければならない

重い金属リングに赤の水糸をつけて、これを投げて枝に通す

水糸の一方の先にロープを結び、投げた金属リングをたぐり寄せ、ゆっくりと慎重に引いて、ロープの端を手元まで引き寄せる

これにより、枝の上部にかけられロープを使い、電力線ある方向とは逆の方向に引くことが可能となる

いつもそうだが、私の作業の場合、ほとんどのケースで、私一人仕事となる

クライミングで言うところの「ソロ」である

今回の場合は、枝にかけたローブを電力線とは反対の方向にある程度引いておく必要もある

でないと、枝を切った途端に枝が電力線に乗ってしまう危険がある

枝と言ってもかなりの重量になる

今回は枝にかけたロープは、ちょうど良い方向に樅の木があったので、これにかけて少し強く引いて固定した

ハシゴに上がり、バッテリー式チェンソーを使い、最初は電力線と反対方向にVの字に刃を入れ、続いて電力線方向から水平に慎重にそっと切り落とさないところまで刃を入れハシゴから降りた

ローブのところに回り、ロープを引いて、枝を引き倒した

完璧に計画通りに仕事は終えた

写真は枝を引き倒した後で、電力線の右側に青空が見える

写真で見える、左側の木の小枝も光ケーブルと電話ケーブルに触れそうだ

これは大きな脚立に乗って簡単に切れた

道具を片付け、台風5号対策は済んだ

風呂に入って汗を流し、着替えて、扇風機で体を冷やした

4時から始まるパリ五輪女子ゴルフのテレビ観戦に備えて、Bluetoothで音楽を聴きながら遅い昼寝をする

p.s.

我が家のTVケーブルは、木の枝の中にある

これは風で切れても仕方がないというより、多くの枝の中を通っているので、枝をすべて切り落とさない限りこのTVケーブルを守ることはできない

馬鹿な電気屋の仕事である

この移住先に引っ越してくる前、玄関の鍵を預けておいて依頼した仕事である

木の枝の中をTVケーブルを通した仕事に終わらず、家の中の配線も在来配線を利用することなく、そこらじゅうに穴を空けTVケーブルを引き込み、引き廻した

コテ塗りの化粧壁も一方向からぶち抜いた

素人でもこんな荒い仕事はしない

古く規格外となった在来ケーブルを利用して新ケーブルを引けば、簡単だし、きれいに仕上がるし、TVコンセントの位置を新たに設ける必要もなかった

プロなら当たり前の仕事である

私が見ていたらこんな荒い仕事、やつっけ仕事は許さなかった

見ていないと、何をするかわからない職人は増えた

やってしまったことは取り返しがつかない

我が家のことではないが、店頭展示品のテレビを定価で販売、取り付けた電気屋でもある

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