2026年5月11日月曜日

デブリートマン

 午後になり、若い形成外科医が突然にやって来た

壊死創をみた

この医師も最初にあぁ〜と言った

表面の死んでいる組織を溶かさなければならないという

溶かす薬を使って溶かすか、削るかの方法があるという

痛いのは嫌ですか?

と聞く

勿論、痛いのは嫌ですと応えた

では溶かす方法にしましょうとなった

溶かすには、どのくらいかかりますかと聞いた

2〜3週間はかかると言う

今、夜も眠れないくらい痛いのに、後、2週間も3週間も我慢はできないと考えた

私は早く済む削るデブリートマン(壊死組織除去)を選択した

今このベッドで剥ぎ取るという

若い形成外科医は、「抜糸セット」を用意するようにと看護師に指示を出した

私はうつ伏せ状態になって、ハサミでの切り取り処置を受けた

痛いですよと言うとおり、歯を食いしばって痛い処置を我慢した

隣にいた看護師が、気持ちが悪くなったら言ってくださいと言う

なんで?と聞いたら、気絶する人がいるそうだ

とにかく終わった

でもこれで、直ぐに植皮とはならないそうだ

まだなおきれいにして壊死創内部に肉が盛り上がってくるのを待つ必要があるそうだ

そうでないと、移植の皮膚を貼ってもつかないそうだ

通院は、週ニかな週一かな?と悩んでいる様子であった

通院頻度を決めたかったらしい

どこに住んでいると聞く

〇〇市の〇〇町と答えた

この病院と太平洋との間くらいだと答えた

では西ですねと言う

西に行ったら日本海になってしまうと言った

先生はこちらの人ではないですねと聞いた

来たばかりだそうだ

千葉の浦安だそうだ

私は船橋生れで習志野に住んでいたと応えた

西船橋辺りは変わったという

私が住んでいた習志野の津田沼駅周辺も大変わりしていますよと応じた

医師はマスクを取った

ちょび髭が目に入った

表情が和らいだ

この後も痛かった

シャワールームで壊死創を石鹸水でそれも粗めのガーゼで傷口をこするようにして洗った

細菌膜を取り除く必要があるそうだ

傷口にはゲーベンクリーム(一般名:スルファジアジン銀)を傷口からはみ出さないように塗った

はみ出すと生きている組織まで溶かしてしまうそうだ

あとは今までと同じで、ガーゼと包帯で壊死創の傷を保護した

今夜は、今までとは違った痛みで眠れなくなると思うが、1歩も2歩も前に進んだような気になった

腹立たしく、不機嫌になっていた私の気持ちも少し落ち着いた

p.s.

この形成外科医と私の話は成立した

会話になっていた

しかし、22日間が経過しても主治医との話は噛み合わないままである

私は、話下手でも聞き下手でもない

論理的でさえある

多分、このまま、骨折がどうなったのか私は分からないままで(説明なしのままで)、退院になると思う

私をベッドへ寝かせていることが、彼の骨折治療だったのかもしれない

彼は急に、私を歩かせたくなったようだ

明日からは松葉杖の訓練が始まると思われる

リハビリ室も私のリハビリについて、明日からは迷いはなくなるだろう

歩かせて早く退院させるが「リハビリ目標」となるだろう

骨折を負ったまま!

彼は言う

松葉杖は、左脚を強くつかないようにしてと言う

どうにも矛盾していると私は感じるのだが・・・

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