妻からそんなに怒らないでと言われた
私は、腹部大動脈解離を患っている
腹に爆弾を抱えているようなもので、高血圧が最大の敵となる
怒ると血圧は上がる
妻はそれを心配している
主治医はその日に、私の怪我した脚の状態を診に来ることになっていた
しかし、来ない、いつまで待っても来ない
夜になり、看護師に聞いてみた
「明日にすると言ってました」という
帰ったのか?
帰りました
ナースセンターから私の病室までの距離は登りも下りもなく平坦で、10mと無い
私は怒った!
入院以来初のリハビリの日があった
松葉杖なよる歩行訓練と聞いていた
来ない
誰も来ない
午前中に一度、午後に一度、5時が近くなり一度、療法士が来ないことを看護師に告げた
待てど暮らせど療法士はやって来なかった
夜の8時が過ぎて療法士がやって来なかった理由が分かった
予約されていなかった
これにも私は怒った!
他にもあるがここでやめておこう
怒りが再燃すると妻にまた怒られる
私のゴルフ歴は長い
雨が降ろうが槍が降ろうが約束したゴルフをサボったことは一度もない
私の初期のゴルフの先生は池田先輩であった
コンペの日、若い奴が連絡もなしにゴルフ場に現れなかった
池田先輩は怒った
「約束したゴルフは、お前が死んでいなかったら来い」と怒鳴りつけた
言った内容は変だが、なるほどと感じた
私は池田先輩が発したこの言葉を忘れずに今も大切にして守っている
「男の約束」なんてきざなことは言わない
患者は医者を頼りに生きている
医者はそれを理解する義務がある
交わした約束を一方的に齟齬にするなんて論外だ!
私は、大動脈解離を忘れて(妻には内緒で)怒る
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