2014年10月20日月曜日

リコイルスターター修理

玄関脇の雨水の排水が悪く、雨水によってぬかるむ状態が続いていた

先日、雨水桝を入れ、雨水を受けるようにした訳だが、そこに流し込む土壌をソイルセメント工法で、土固めを行いそれを叩くために倉庫からプレートランマーを出してきた
エンジンをかけようとリコイルロープを引いたところイッパツで切れた

当日はリコイルをだましながら使い、なんとかエンジンをかけ、作業は終えたのだが、リコイルロープを交換しなければならない


私はこのリコイルロープの交換をしたことがない
このリコイルスターターは多くのガソリンエンジン機器で採用されている
私が使用している機器にも多く使われている
3台のエンジンチェーンソー、発電機、そしてこのプレートランマーである

簡単に考え、本体から外しばらしてみた
ゼンマイが外れた
これは大変なことになったと、ネットで修理方法を当たってみた
適切な修理方法を見つけた
農業機器の簡単メンテナンス
http://www.engineer314.com/senmon/rikoiru.html

そこには、「間違っても、紐以外のゼンマイ部分は外さないこと」と注意書きがあった

外れてしまったものは仕方がない、元に巻き戻した

ネットの手順に書かれていたものは左巻きなようだ
私のは、リコイル爪のガイドカバーにRと書かれていることから推察するに右巻きのようだ

ネットの修理方法を参考にロープを交換した
30分もかからずに無事に修理は終えた
ロープはきちんと引き戻され、エンジンもスムーズにかけることができた


【修理手順】
1.本体からリコイルスターターを外す(M10×4本)
2.切れてしまったロープを外す
3.切れてしまったロープと同径、同じ長さのロープを用意する
 (私の場合、在庫があったテント用クレモナ3mmロープを使用)
4.リコイル爪のガイドカバーをマイナスドライバーで取り外す
 (プラスドライバーでも回る様子)
5.ゼンマイは外さないようにローププーリーを外す 
 (この時、差してあるだけのリコイル爪を落とすので、差してある位置を覚えておく。リコイル爪ガイドカバーにR表記があれば、Rに差す。L表記であればLに差すようだ)
6.ローププーリーのロープ固定位置にあらかじめロープ先端をライターであぶり固めておいたロープ先端にダンゴ瘤を作り通す
7.ローププーリーのロープ固定位置から見て、180度真向かいにあるロープ仮止め個所にロープを反時計回しに回し、固定する
8.リコイルカバーを固定し、ローププーリーを反時計回りにもう回らないというところまで回す
 (ローププーリーを固定するなら、リコイルカバーを時計回りに回す)
9.8.で回しきった状態を維持しながら、これもあらかじめライターであぶり固めておいたロープの反対端子をリコイルカバーロープ取り出し穴に通し、バイスで固定する
 (ネットの手順書だとダンゴ瘤を作って固定とあるが、バイスの方が楽である)
10.取っ手を取り付ける
11.固定したバイスをゆっくりと緩める。するとロープはゼンマイの力で巻き取られる
12.本体に取り付けて完成である

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