2025年2月20日木曜日

ブルーアイ

 愛猫smokyは美しいグリーンアイであるが、愛犬vivianeは美しいブルーアイであった

vivianeの絵は、本日、妻が描いた

viviが懐かしい

顔や体に似合わず、とても臆病であった

私の愛犬歴は、

子供の頃、最初の愛犬は黒、その後の愛犬は白

黒は名前の通り全身真っ黒な雄のたくましい犬であった

白はその名の通り真っ白な雌犬でおとなしい犬であった

結婚して子供が生まれた後、子供のためにと、もらい犬のランちゃんを子犬の時から育てた

ミックス犬であったが私の愛犬の中では最も賢い犬であった

私の帰り(靴音)を遠くから察知し、玄関で尾を振っていたそうだ

前の日まで元気にしていたランは、一晩で逝ってしまった

耳はかなり遠くなっていて、私の帰りは分からなくなっていた

その後が本日妻が描いたvivianeである

母犬はチャンピオン犬の血筋を持ったハスキー犬である

しかし、この子は売れ残った

血統書付きで我が家にやって来た

前述の通り、この子は我が家の愛犬の中では最も臆病な犬であった

私達は子供を連れてよくハイキングやキャンプに行った

viviも連れて行くわけだが、エンジンがかかった車に乗れなかったし、この大きな体をワンボックスカーのスライドドアーのステップの狭い空間に、体をすっぽり沈めてしばらくの間じっとして動かなかった

そんな子であったが、とても可愛い子であった

ハスキーの寿命は10年と言われていたが、12歳で逝った

妻はこの子を介護した

夜中も20kg以上あるviviを抱いて、二階の寝室から庭に出し、オシッコをさせた

お父さんオシッコとは来なくて、お母さんオシッコと妻の方へ行って鳴いた

私のハンドルネームの「vivi」はこの子の名前から取った

私達と一緒に移住してきたのが愛すべき、コーギー犬のハルである

生まれて1ヶ月も経たないで我が家の子になった

小さなこの子を連れて、セカンドハウスとなっていた福島へ毎月通った

移住前の一年間は、この移住先のこの家のリフォームに通った

いつもハルと一緒だった

ハルと一緒に眠った

愛犬は何れも可愛く、差はつけられないのだが、愛くるしいハルは、たまらなく可愛いかった

ハルは急性膵臓病で、10歳の若さで、わずか一日と一晩で逝ってしまった

いつもの動物病院に見せたが、その晩に急変し、救急病院の処置で治った思ったのだが、その日の明け方に亡くなった

具合悪くその時、妻は海外旅行中で、その夜の内に成田から急いで帰ってきていた

思うと、ハルは救急病院からの帰りの車の後部座席の中で、逝くのをじっと耐えていた

家に戻り、妻の顔を見てから、すうっと静かに息が絶えた

死に方も関係していたと思うが、私も特に妻には長いことハルの話は勿論、犬の話はできなかった

不思議なことに愛猫smokyは、テーブルの上に置いたハルの遺骨を両腕で抱いて眠った

ハルが逝ってから一年、私達は犬のいない生活がとても寂しいことがわかった

妻の誕生日に、愛犬フェアーで子犬を見て回ってから、1軒、2軒、3軒とペットショップを回り、3軒目のペットショップで今いる怒りん坊の雄のコーギー犬に出会った

妻と話し合い名前はMatthewとした

赤毛のアンに出てくるアンの育ての男親から名前はいただいた

最初は犬を飼うのは悩んだ

飼ったら飼い主としての責任が生まれる

私の年齢がその悩みの原因であった

この子を最後まで見てやることができるかと悩んだ

だが、逆に「この子を最後まで見てやれるように私が頑張って生きる」と考えた

今年の夏が来れば、愛犬Matthewもおじさんの8歳となる

早いものだ

8年前、私はひどい不整脈が出るようになっていた

最初、集団検診で見つかった

検診バスの中の心電図の検査員は、「病院で早く診てもらったほうがよい」と忠告してくれた

それほどひどい不整脈であったようだ

心臓の検査は色々と続き、最後には心シンチ検査まで行った

ちょっと気になるところはあったようだが、状況監視となった

前の愛犬にもそうであったが、私と愛犬との散歩は雨が降ろうが、雪が降ろうが朝夕の散歩は欠かさなかった

元気なMatthewとの散歩が始まった

私の不整脈は止んだ!

p.s.

医者の言う「状況監視」とは、「一件落着」の合図のようなものらしい

「1年後に検査してみましょう」でもなく、「その後はどうですか?」もない!

心電図検査で引っかかったら、また最初からやり直すのかもしれない

医者なんてそんなもんだと思っていた方が間違いは起こらない

「基本、自分の身は自分で守る!」と考えていた方が良い

だが、がん患者を診る医師はちょっと違うようだ

私の胃は1年毎の検査が必ず予約されるし、家内の場合は、最近、3ヶ月毎の検診から6ヶ月毎の検診に移行した

がんというのはそれだけ、再発のリスクが高いということだろう

それと、ペットの獣医師はもっとめちゃくちゃな奴がいる、いると言うより、多いと言った方が正しい

信頼できる獣医師はとても少ない

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