2025年2月3日月曜日

表面温度

 今日、かかりつけ医で診察を受けた

熱があるので駐車場での診察となった

電話でのやり取りの後、インフルエンザと新型コロナウイルスの検査のため、看護師が完全装備で医院から出てきた

車のドア越しに私の額に温度計を当てた

6.4℃と言った

その言葉に妻が反応し、「そんなに低い値ではないはず?」と言った

看護師は、「表面温度ですから!」と応えた

え!表面温度計とはそんなに低い値が表示されるとは知らなかった

新型コロナウイルス感染症の流行以来、医院、病院では通院すると患者の額に温度計を当てて瞬時に体温を測ることを今も続けている

こんな精度の体温計で「熱有り無し」を判定しているのでは意味はないし、この看護師はなぜ一番最初に体温測定をするのか、根本的なことを理解していない

6.4℃なら私は医院内で診察を受けられるレベルの患者となる

どんな仕事でも、意味のないマニアル通りの仕事であってはならない

医院、病院は結構いい加減なことをやっている

もう一つ実例を加える

私は大病院の泌尿器科へ3ヶ月毎に通院している

診察前に、血液検査と尿検査を行い、そのデータは医師のパソコンに示されている

私からも見える

担当医師から私は尿検査の結果の説明を受けたことがない

1年ほど前になると思う

「先生は尿検査で何をみているのですか?」と聞いてみた

担当医師は答えに詰まった

担当医師は、「セットもののようなものだから」と言った

次の診察日から尿検査は外されていた

担当医師は目的もないまま尿検査を続けていたのだ

患者はわけも分からずに検査費用を払い続けてきたことになる

大げさに言えば「こんな医師に私の体を任せてよいものだろうか?」となる

尿検査でもう一つ

私は慢性腎臓病を疑われている

始まりは市の集団検診である

このデータ(GFR)から慢性腎臓病の疑いありとなり、二次検査となった

医院で3ヶ月に一度の血液検査と尿検査を続けてきた

慢性腎臓病の重症度ステージを見るには、血液検査でわかる肝機能(GFR)の6段階と尿検査でわかる蛋白尿(アルブニン尿)の3段階分類の18段階に分けられて評価される

現在私は進行を止める薬を使うか否かのグレーゾーンの中にある

血液検査だけではダメで尿検査とのマトリックスで評価する必要があると説明したのは担当医師である

それなのに蛋白尿の検査はいつの間にかなくなり、GFRの値だけをみて「大丈夫」との判断がなされている

自分が言ったことをくつがえす理由がわからない

肝臓と並び腎臓も沈黙の臓器と言われ、壊れたら治らない臓器である

壊れたら人工透析とか腎移植をしなければならない厄介な病気である

医者は注意してないと結構適当だよ

元気印と言われている私だが、結構な数と内容の病気や怪我で医院や病院に世話になってきている

おかしいなぁ〜と思うことは他にも色々とある

患者の方も悪い方がいる

自分の病気に無関心と思える方は結構多い

私が歳をとれば、友人も歳をとっている

排尿で悩んでいる友人は多い

聞いてみると泌尿器科に通っていると言う

PSAの値はどの程度なの?と聞いても、どんな種類のどんな薬を飲んでいるの?と聞いても答えられない

私はこれではダメと思っている

他人の体ではない自分の体なのだ

自分自身に無関心であってはならない

私は、医師に多くの質問をぶつける方だ

しかし、この質問の程度は、気をつけなければならない

中にはブチギレる医師もいる

弟の転院先の担当医はある意味でとても正直な方であったと思っている

PET検査の画像を前にして、弟も色々と説明を求めた

弟はネットで得た情報で理論武装をしていた

嫌がらず色々と説明してくれたと思うが、担当医師は最後にこう言った

1.説明してもわからない

2.説明しきれない

3.私たちも勉強中である

この言葉、わかるような気がした

がん治療は日々改良が進んでいる

私は信頼できそうな医師と感じたが、弟はそうでもないようで、医師が提案してきた遺伝子がん治療を弟は受けなかった

弟はネットサーファーと化し、ネットで得た素人知識を展開していた

医師は疑ってかかる必要もあるが、専門家である医師に頼ることはもっと大切にすべきである

弟は、ネット上で勝手なことを並べ立てる医師の話しを鵜呑みにしていた

弟はこの医師に診てもらいたかったと言った

私にもその動画を見ろと強く迫った

彼は臨床医ではなく、YouTuber医師だと私は今でも思っている

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