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大正健康ナビから |
私の咳(咳嗽)は、重症化した喘息によく似ている
急に突発的に咳き込む
ヒューヒューと鳴る
この症状だと「喘息」そのものだ
喘息発症の原因のひとつに「感染症」がある
私はCOVID-19発症から激しい咳に悩まされ続けてきた
今も少し動いただけでハーハーゼーゼーと息苦しくなる
不思議なことに鼻はかみづらい
逆に気道が閉じないのか、鼻をかんだだけで咳き込むことがある
ラーメンなどのそば類をすすると喉を刺激するようで、今でも咳き込む
好きなラーメンは今のところ、すすっては食べられない
水を飲んだだけでむせることが続く
誤嚥に気をつけなくてはと思う
かかりつけ医院での再診の際に、私の咳を聞いたかかりつけ医は、「喘息の様な咳だ」と言った
その時、既にひどかったのだが、「ひどくなったら吸引薬もある」と言っていた
私の叔母も私の従兄弟も喘息であった
従兄弟は喘息を患った中で早死にした
従兄弟は吸入薬のネブライザーが離せない生活をしていた
叔母は私の第二の母である
若くして父は死に、母が遠くに働きに出た関係もあり、私は父の妹にあたる叔母に幼い頃から愛情豊かに大事に育てられた
私が結婚してからも叔母は母親役を降りることはなかった
叔母は私の妻を好いてくれて、妻を可愛いと思ってくれていたようだ
私達の新居に朝早く、野菜を背負ってやって来た
叔母の喘息発作は凄まじいものであった
夜は叔母と布団を並べて私は眠った
日中でも、夜中は特に、叔母は喘息の発作に苦しんだ
叔母の喘息発作が起こると、叔母の背中を小さな手でさすったり叩いたりする役割は私であった
ひどくなると、中村医師に往診を頼み、モルヒネを打った
中村医師は私の父を看取った医師でもある
中村医師は夜中でもホンダの50ccバイクで駆けつけてくれた
私の77年間の人生の中で、凄い!、偉い!、尊敬!を感じた医師は中村医師ただ一人である
従兄弟のネブライザーを使う姿を見、叔母の激しい喘息発作を見て聞いて育った私は、喘息の恐ろしさは十分に知っている
喘息にはなりたくない
「無償の愛」というものがあることを、私はこの叔母から学んだ
無償の愛に近いものは弟からも受けたと感じている
二人とも逝った
逝ってから感じても仕方ないのだが
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