胃がんの部位は、8月10日の健康診査で顕在化した患部の画像よりも、より鮮明に映し出された
胃角部付近にある胃がんは、検査担当医師の所見によれば次の通りである
*部位:角部 小彎、前庭部 小彎
*質的診断:早期胃癌 肉眼型:0‐Ⅱc (表面陥凹型)
*大きさ・周在性:内視鏡的直径(最大) 20mm
*処置:生検...2,3,4 周囲陰性生検施行
私は、昨夜、内視鏡検査担当医師のこの専門的すぎる、この所見はすべて(調べて)理解するに至った
何故だか、検査後の診察で、検査担当医師の、患者にとってはとても重要な、この所見に対して、担当医から説明されることはなかった
私は、昨日、担当医からモノクロ映像ではあるが、この映像データをハードコピーで入手した
担当医は、私のこの要求に対して、「チョット意外!」といった顔を見せた
自宅に戻ってから気づいたことであるが、この画像データには、前述の通り、担当医が説明しなかった重要な内容が記載されていた
そう感じたのは、前述の胃角部分に存在する直径20mmの胃がんのことではない
検査担当医師は、私の下咽頭部に存在する「怪しすぎる部位」を発見している
これについて、検査担当医師の所見には次の通りの記載があった
*部位:下咽頭 右輪状後部
*質的診断:咽頭癌 肉眼型:0‐Ⅱa (表面l隆起型)
*処置:生検...1
しかし、検査担当医師がこの正式な検査データの所見で述べている「咽頭癌」について、担当医は、咽頭にコブ状のものがあり、生検との説明はあっものの、検査担当医師が述べている部位とか、咽頭癌と記されている質的診断とかの説明はしてくれなかったのである
繰り返し言うが、医師に要求してはじめて得た検査データを持ち帰り、家で詳しく見たら、「恐ろしいような」ことが書かれていると感じたのである
「0‐Ⅱa」とは何か?何を示しているのか?検査担当医師は何を言っているのか?
調べた結果、0(ゼロ)は、表在癌を表し、癌の壁深達度が肉眼的に粘膜下層までと推定される病変を示している
また、Ⅱaは、癌の進行度(ステージ)を表しているのではなく、肉眼で見た時の表在癌の形状を表しているだけだと、家内と額を突き合わせて調べた結果、知るに至り、安心したが、検査担当医師の診断にはハッキリと、表在癌であって「咽頭癌」と記載されている
これを何故?、私の担当医は、私に、家内に、説明しなかったのか?、誠に疑問である
よく捉えれば、生検の結果を待ってから知らせてもよいと考えたのかもしれないが、この説明はして欲しかったと思うのである
昔は、医師だけの責任ではないが、患者に患者自身の情報がうまく提供されなかった様に思う
今では信じられないことだが、がんなどの重い病は本人に知られないような努力さえされていた
今回の診察ではないが、医者は患者の身体に触ろうとしないし、パソコン画面とキーボードに向かったままで、患者の不安な、または喜びの、何か言いたいのかな、といった表情も読み取ろうとはしないケースも感じている
患者の情報のデータベース化は、患者の状態を共有できて良いのだが、患者も共有対象に含めなければならないと思うが、忘れてはいないかと心配になる
患者が診察室に入ってきた段階で、届いてる検査データを初めて開け、その検査データを読み解き、わかりやすくもロジカルに説明することがうまくできていないようにも感じる
もっと単純な例では、前回検査した結果を患者に説明することを医師が忘れているケースもある
病に打ち勝つためには、医師をはじめとする医療関係者と共に患者側の努力も必要であり大切である
わかないことは質問する努力である
多くにおいて、質問レベルに応じた回答が返ってくる
「大丈夫ですかね?」と問えば「大丈夫、心配ないよ!」と返ってくる
「この数値はどう解釈すればよいのか?」と問えば「○.○○の数値は、何々が心配される何々とか」といった返事が帰ってくる
私は、当初の予定通りに、24日に入院し、25日に胃角部の胃がんのESD治療を受ける
チョット難しいといわれている「癌部を粘膜下層を限界に薄く剥ぎ取るESD」を、誰が行うのかはとても気になる
担当医に訊ねたたところ、私を担当するESD手技は「今日、内視鏡を担当した〇〇ドクターが担当する」との話を得た
少し安心した!!
〇〇ドクターは、昨日の精査を含めて2回、既に私の胃の中を覗いている
0 件のコメント:
コメントを投稿