だから、診察を受けるにあたっては医師の説明をよく聞く
聞きたいことがあったら、ちゅうちょせずに聞くし、医師にもこちらの情報を提供する
私の話を聞かない医師はそこでアウトである
アップした画像は、今年の8月10日に受けた定期健康診査での胃内部胃角付近にある小さな異変を捉えたものである
その時の医師(かかりつけ医)は、(以前と違ったか否かはわかないが)異変の存在に気付いた訳ではあるが、その時その異変を大きな問題とは考えなかったようである
医師は、画像を示して私に説明をしてくれた
「次にまた確認してみましょう」となった
私は胃カメラの診察用ベッドから立ち上がり、服を直しながら、医師に身内のがんの病歴について話をした
その私の話を聞いた医師は、「次回に確認!」との考えを、「サンプルをとって精密検査に!」とへ考えを変えた
そして一昨日、紹介された病院での病理検査で、その小さな異変はクラスⅤの悪性腫瘍であることが判明した
助かった
初期の癌である
私のかかりつけ医は、「問題にはしなかった」が、「画像の中の小さな異変には気づいた」
その医師の情報提供に、私は、「身内のがん病歴の情報を与えた」
かかりつけ医の画像診断力は完璧ではなかったが、見抜く所は見抜いていたし、私の提供情報から医師の慎重な性格が反映されて、次の病理検査へとつながった
医師の診断エラーで危ない目にあっているのは、過去の、私の例の中にあり、私の身内の例の中にもある
それは医師一人による独りよがりな診断エラーであった
この経験があるから私は「医者は頼りにするが、信用はしていない」という考え方を持っようになったのである
レントゲン写真一枚の中にも、大変な量と内容の情報がつまっている
これを読み解く力は、医師の経験と能力にかかっている
その画像診断力は患者の生命にまで及ぶことがある
私の身内の病気では、医師の考えとは違ったセカンドオピニオンを選択したし、その病院内でのカンファレンスも経ての治療を受けている
治療方法もそうだが、画像から見えることは、担当という一人の医師ではなく、複数の専門医や専門技師の目を通してみた方がよいと思う
私は他人の病気の話を聞くのが好きだ
それは、自分のためでもあり、身内のためでもある
前述の事例にもうひとつ加えると、身内に起こった硬膜下出血の例がある
診断エラーを犯した医師は単なる「ボケ」と判断したのである
その話を電話で聴いた家内が、風呂に入っていた私に説明をした
風呂の中から私は、直ぐに病院を変えるように言った
直ぐに病院を変え、その晩の内に緊急手術となり助かった
何故、医師ではない医療経験もない私が医師の診断エラーに気づいたかというと、同じ硬膜下出血を体験した会社の同僚の話を聞いていたからである
私に会うといつも「私に助けられた」と言ってくれた
0 件のコメント:
コメントを投稿