自ら苦手なコースと言っていたハワイのワイアラエCCのソニーオープンを征した
その勝ち方がすごかった
最終日の本日、一時は首位に立つラッセル・ヘンリーに5打差と水を開けられるも、最終18番でバーディを奪って並び、プレイオフに入った
その並んだ18番の攻め方がまたすごかった
前3日間はスプーンを抜いてティグランドに立っていた松山英樹だが、この日この時は、首位ラッセル・ヘンリーとの一打差をひっくり返す、少なくとも並ぶために、ドライバーを抜いて、オナーとしてティグランドに立った
それもスイング後に体勢を崩すマン振りで攻めた
結果は左2つのバンカーを軽々と越え、フェアウェイ右端にボールは止まった
結果はバーディを奪い良かったということになるが、ドライバーを使っことも、マン振りであったことも一概に良いとは言えないと思うが、その攻めの気持ちは、プロとして必要であったのだろうし、今年の、そして更にその先の松山英樹の未来を開く一打だったような気がする
プレイオフは18番から始まった
キャディバックの中から松山英樹は何を抜くのか?注目は集まった
ドライバーではなく、スプーンを選択した
ティショットは手堅くフェアウェイセンターを捉えた
セカンドショット、グリーンまでは270ヤードの距離を残している
何で攻めたのか?スプーンなのか?クリークなのか?
放たれたショットはグリーンを捉え、ピンの右脇1mにピタリと着けた
あれほど安定したショットを繰り出していたラッセル・ヘンリーのショットは乱れた
残り100ヤードのショットは、グリーンを大きくオーバーし、ボギーを叩いて終えた
松山英樹は、難なく1mのイーグルパットを決めて、39年前、カップインイーグルの逆転勝利で日本人初のアメリカツアーを征した青木功に続く日本人二人目の大会制覇となった
これは繰り返しになるが、最終18番のティグランドにドライバーを手にして立った松山英樹の攻めの気持ちを讃えたい
これは、対戦相手となったラッセル・ヘンリーにも大きなインパクトを与えたとも私は感じた
勝負師はこんなところがないと一流にはなれないのではとも感じた次第である
松山英樹は更に伸びるよ
股関節の痛みが気になるが!
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