カーテンの隙間から外をのぞく
雪がないことを確認しホッと胸を撫で下ろす
ストーブに薪を継ぎ足し部屋を暖かくする
TVのチャンネルをPGAの試合にあわす
テレビ画面をボォーと見つつコーヒーをすすり、ドローボールが打てる様になったかもしれないとか、昨年のことを考えたりした
昨年のこの時期、新型コロナウイルス感染症の第4の波が高まってきたことから、ゴル友とも相談をし、(誠に残念だが)ゴルフは自粛し休んでいた
今、第6の波が急拡大をしている
福島県も例外ではなく、感染者数が増加してきた
当市の感染者も毎日報告されるようになってきた
心身の健康維持に役立っているゴルフについても、また自粛を考えなければならなくなってきたように感じる
以前に経験した感染拡大時には、ゴルフ場で感染クラスターが発生したとの話はなかったと思うが、新型コロナウイルス感染症に対しては、慎重の上にも慎重を期した方がよいとの考えもあると思う
現在、新型コロウイルス感染症拡大の主流はオミクロン株と考えられる
オミクロン株の重症化リスクは低いとの見解から、世の中の流れは、経済面に対しても、生活面に対しても緩和の方向に流れていると感じる
しかし、オミクロン株は感染力が強いといわれている
この強い感染力は、年寄世代にとってはより深刻な問題となる
若者世代に比べ、年寄は抵抗力が弱く、持病を持つ者も多いからだ
私は、昨年同時期の第4波の流行期も、その前の第3波、第2波の流行期には、ゴルフを含め、不要不急の外出は自粛した
第5波の時は、怪我と病気続きで、自粛以前のゴルフどころではなかった時期となっていた
私も家内も客好きであったが、新型コロナウイルス感染症の拡大時は勿論、通年で、身内も含め、遠くからの訪問客は遠慮を願い続けてきた
ゴルフだけでなく、テニスの練習はテニス協会の自粛が解けた後も練習の参加は見合わせてきた
しかし、ゴルフの自粛、テニスの自粛は心身の健康維持には良くなく、問題が生じてくる
そのせいとは言い切れないかもしれないが、元気印といわれてきた私にも昨年は病魔が次々と襲ってきた
体力の低下も強く感じるようにもなった
この自粛や巣ごもり生活は、心身の不調につながりやすくなる
コロナ禍の生活はどうあるべきか、誰かに頼ったり、責任を押しつけたりするのではなく、個人としてよく考える時が来ているように感じる
ゴルフに話しを戻せば、ゴルフ場としても対策を取ってきた
手の消毒、マスクの着用は勿論のこと、三密防止にも工夫をしてきた
浴室は使わなくしたし、ロッカーも使わない工夫さえもしてきた
昨年も、その前も、スループレーがかなり浸透し、食堂も利用せず、人との接触機会を極力減らし、感染防止の効果は得られたのではないかと感じている
今は、第5波の収束から、食堂の利用、ロッカーの開放、シャワーの使用などと、ゴルフ場としても緩和の方向に動いているが、スループレーの復活など、コロナ禍のゴルフのあり方を、もう一歩踏み込んで考える必要があるかと思う
現実をみても、ゴルフの試合ほど観客も含め、元の開催形式に戻っているものはないと思う
今、TVに映し出されているアメリカ西海岸で開催されているPGAの試合は、有観客で開催されている
観戦者のマスクの着用は極めて少ない
アメリカでは一日の感染者が80万人を超える勢いなので、楽観視してはいけないが、逆にゴルフにおいてはこの現実もあるといえる
コロナとは共存しなければならないのかもしれない
正しく怖がり、正しく選択し、正しく生活することが求められる社会になっているのかもしれない
新型コロナウイルス感染症には顕著な流行の波があることがわかってきた
変異を続けることもわかってきたし、変異した株にはそれぞれに特徴があることもわかってきた
ワクチンに効果があることも、限界があることも、リスクがあることもわかってきた
どこで、どこから流行するかもわかってきた
年代によって感染リスクに違いがあることもわかってきた
エッセンシャルワーカーという言葉を知るに至ったし、この人達の社会インフラ維持にどれほど依存していたのかもわかってきた
感染防止対策もいくつかわかってきた
感染したらどうなるかもわかってきた
感染後遺症の怖さもわかってきた
コロナ禍が更に格差を生み、強めることもわかってきた
我々には、多方面に渡り変化が求められている
【追記】
福島県の一日の新規感染者数が1,000人になったら、かなり不安になり悩むと思うが、今のところゴルフは続け、テニスは再開しようと考えている
息子とは2年半以上も会っていない
息子も我々のことを心配して来ようとはしない
息子の心配は、風評という心配も含まれている
姉とも兄とも弟とも会っていない
誰もが高齢である
県外移動の自粛はもう古い考え方だと思う
県内の大病院様は、県外移動を正直に申告すると「PCR検査」で陰性が明らかにならないと診察もしてもらえない
具合が悪くて病院に来ているのに、PCR検査の予約をして、PCR検査を受けて、日を超えてPCR検査の結果を待ち、診察日の予約をして、診察を受けるなんてナンセンスだ
診察を受けるその頃には治ってしまっているか、PCR検査にも診察にも来れないくらいに弱ってしまっているだろう
「不要不急」も「自粛」も短期なら守って行けるが、コロナ禍は長くなり、収束の目処も立たない
不要不急や自粛に変わるコロナとの共生に対応する新たな言葉が必要となっている
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