大腸の内視鏡検査の準備は6日前から始まる
6日前から「種のある果物」は食べられず、
2日前から「繊維の多い食物」は食べられず、
前日の夕食は「おかゆか素うどん」のみとなり、夜9時に水200ccに水薬の下剤を入れて飲む
当日の本日は起床後すぐに水を500ccを飲み、自分で調合作成したモビプレップを15分で400cc+15分かけて水を200cc飲む
これを最長5回繰り返し、便がまっさらになるまで続ける
私は4回繰り返したところで便は完全にきれいになったので、ここでモビプレップ+水を飲むのは止めた
しかし、水鉄砲の様な排便は続き、起床から3時間ほどでトイレには16回駆け込んだ
今朝から外は猛吹雪状態の天気が続き、低温と強い西風に叩かれた私道も市道もカチカチ・ツルツルに凍っている
特に私道から市道に出る所は、斜め下りのカーブになっており、車はスタッドレスタイヤでも滑って車はコントロールを失うと考えられた
こんな時のためにと、私は軽バンにスタッドレスタイヤにも装着できる亀甲チェーンを用意してある
移住13年目にしてやっと出番が来た亀甲チェーンを四輪駆動の後タイヤに装着して、完全に氷と化した私道アプローチと市道を走った
カーブの所は砂も撒いてあったことも功を奏してか、亀甲チェーンで見事に滑ることもなく、県道まで出た
県道も亀甲チェーンをつけたまま、40kmほどのスピードで走った
国道は大丈夫そうであったので、亀甲チェーンは外して走った
国道も雪が残っている所が結構あり、凍っているところもある
カシャカシャとチェーンの音を鳴らして走っているトラックも多く目にした
低速走行を続け、いつもよりか1.5倍の時間は要したが、無事に遅れることもなく病院に到着した
予約時に私は弟のアドバイスもあり、大腸の内視鏡検査は、麻酔を使って検査する方法を選択していた
しかし、検査時刻が迫ってくると、看護師が麻酔無しでの検査方式を強く勧めてきた
痛いと感じたら直ぐに麻酔が打てるように点滴チューブを繋いでおくから、それでやってみたらどうかと看護師は言う
そこまで言うならそうしてみようかとなった
だが痛いなんてものではなかった
内視鏡が中には入れば入るほど、腸の中から押し上げられる様な苦痛は耐え難かった
私は、痛みに対しては強い方であるが、この苦痛は並大抵のものではなかった
二人の若い検査技師はもう少しの我慢だというが、私はベットの端を手で強く握り、苦痛の呻きを発し、手にも額にも汗が滲んだ
検査技師二人もこれは無理だとやっと気づき、麻酔を使うとなったが、検査技師は尚も内視鏡を動かし続けるので苦痛は続き、その段階から血圧計をつけたり、パルスオキシメーターをつけたりしていて時間は食うし、看護師はなかなか麻酔薬を持って来ない
苦痛で血圧は110-70から180-90に上がっている
それでも麻酔薬はまだ来ない
麻酔薬は点滴チューブから流し入れられたが、眠ってしまう前に検査は終わってしまっていた
若い二人の検査技師はもしかすると未熟だったのかもしれない
熟練技師が行えば、看護師の言うとおりそれほど苦痛を感じるものではないのかもしれないが、私は麻酔無しでの大腸の内視鏡検査は二度とやらない
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