2020年10月14日水曜日

一瞬の力

 私は、高校一年生からバーボールを始めた

県でベスト4位の実力の高校である

最初の頃、先輩たちのパスを見ていると、手というか指は、軽い動きなのにボールがきれいに、遠くに上がるのが不思議であった

練習を重ねるに連れ、私も軽い動きで、パスの、トスのボールを上げられるようになった

実力は先輩を超え、一年生でレギラーでセッターを任されるようになった

会社に入ってからも、強いチームとは言えなかったが、最初からやはり、レギラーでセッターを任された

バレーボールのボールのパスは、ハガキ1枚の動きといわれるように、ほんの一瞬の動きで運ばれる

私はセッターだったので、ジャンプした態勢の中でも、背中から崩れている態勢の中でも、正確なトスを、方向も高さも精度よく上げることが求められている

この様に態勢が崩れた中においても、正確なパスを、正確なトスを上げるには、特に、手のそして指の一瞬の力が必要となる

傍から見ていると、殆ど手は動いていないように見えると思う

表現は難しいが、パッと!上げているといった感じである

ゴルフのスイングにおいては、私も「ゆっくり振ったほうがいい!」なんてことを、自分に言い聞かせたり、人にも話している

だが、ずっと「ゆっくり」では、飛ばないし、きちんとは当たらない

どこかで「一瞬の力」が必要なはずである

多分、クラブが水平に降りてきた先の、0.0何秒かのところだと思う

スパッと降るところ!

明日もスパッと降って、頑張る!

続いた雨も、明日はチョット休んでくれるようだ

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