2020年10月17日土曜日

止まらなかったんじゃない!と思う

NHK TV画像から
 今日は朝から冷たい雨が、今も降り続いている

こんな日なので、朝の「とことん一番ホール」からNHKのBS1、引き続いてのNHK第1で放送された「日本オープンゴルフ選手権競技」を観戦し続けた

今年の日本オープンは、アマチュア選手が大活躍の試合となっていた

3日目、2打離してトップスタートしたアマチュアの日体大3年生、二十歳の河本力が躍進を続けている

河本は、雨も強まった後半は少し崩れ、谷原プロの3連続バーディの見事な追い上げにあって、追い抜かれたが、河本は、飛距離を生み出す抜群のパワーに加え、グリーン周りの小技も上手く、パッテングも上手い!

最終18番では、河本は、本日3度目に抜いたドライバーを使ったが、このティショットを大きく右に曲げた

しかし、隣のコースから狭い木の間を抜く、見事なリカバリーショットを見せてくれた

この18番パー5の、河本の続く第3打目は、見事にピンの左奥2mに付け、バーディパットを迎えた

このバーディパットを沈めれば、首位に立った谷原に追いつく

だが、ここからのプレーが悪かった!

私が見たところ、河本は写真にある通り、ボールマーカーの右にボールを置いてボールマーカーを拾い上げた

私は、あぁ〜!このままパットしたら、2打罰のペナルティを受けると思った(誤所からのプレー)

だが、パッテングをする前に、河本の側に競技委員が近づいて来て、置かれたボールマーカーの位置に正しくボールがリプレースされていないことを告げた

河本は、こう言った

(ボールが)止まらなかったと!

私には、止まらなかった様には見えなかった

最初、河本は正しくボールマークの前にボールを置いた

しかし河本は、そこからボールを(意識して)右に置いた

私には、ボールマーカー前の芝が剥げている所を避けて、右にボールを置いたように見えた

テレビの解説者は、ピッチマークと説明していた

しかし河本が言う通り、「止まらなかった!」としても、ボールの位置は、元あった位置ではないので、そのまま打ってはならない

ゴルフ一年生でもわかることだ

私は、競技委員が、パットをする前に、競技者にリプレースしたボールの位置が違うことを告げたことも驚きであったが、私の驚きは更に加わった

競技委員は、河本にボールのリプレースの方法を指導した

ボールが転がって、元の位置から動いてしまうなら、ホールに近づいてはならないのでと、競技委員は、河本のボールマークを後方にずらしてまでして見せて指導した

河本の一連の行為も、競技委員の一連の行為も、日本ゴルフの最高メジャー大会で許される行為なのか?との疑問が残った最終18番ホールであった

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