新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中、若者たちの自粛無視が問題となっている
ひとつの例だが、ラッコサーファーが海に繰り出している
自分たちは、かからないと思っているようだ
しかし、自分たちが、うつす元になりうるとは考えないようだし、市中感染者という言葉も知らないようだ
こういった子供みたいな若者たちには、地方自治体も困っているだろう
で、今朝の朝日新聞一面に掲載された写真だ
(困った?)神奈川県は、湘南海岸を立入り禁止とした
県は、これで一件落着なんだろう
でも私には、十把一絡げに映るし、短絡的な対応とも思える
この写真を撮ったカメラマン、この写真の掲載を決めた新聞社は、抗議をしているのではないかと、私は見た
私が言う「抗議している」は、海岸に出歩く人たちへの抗議ではなく、県の処置に抗議しているのではないかという意味である
そう見たのは、
立入り禁止の設置をしている作業員の背中の方向の海の上に、ラッコ族が群がっているショットなら、私もそうには感じなかった
だが、作業員の背中の後方に写っているのは、犬と散歩する母子(多分)である
マスクも着けている
自粛・自粛で家の中に籠っているだけでは、鬱になりそうだし、テレビを点ければ悲しいニュースが流れ、歯がゆい・遅すぎ・軟弱な、政府や行政の対応に、腹が立つばかりになっている
そんな中、良いお天気のもと、愛犬と散歩する母子の姿は、微笑ましいくらいに映る
多くの人で込み合っている中ではない
ラッコ族を叱ることは大事だが、散歩の親子までも排除するような対応になることは止めるべきだし、ズレている
表示には「散歩もダメ」とは書いてない (役人は言いそうな言葉だけど)
「お控えください」は、実質的にも、一般的にも、立入り禁止の処置だと理解する
明日、あの母子は悩むだろう
あの写真は、ヤッパリ、抗議の意味を込めたショットだと思う
あの母子とワンちゃんが背後に来るまで待って、シャッターは切ったな!
お母さんは、不審に振返り、娘は長い髪を風に任せ、ワンちゃんは真直ぐ前を向いている
容易に撮れる一枚ではない
なかなかなもんだ
今朝は、愛犬Matthewと愛妻と、一匹、二人で、満開の桜を愛でながら、3,415歩の散歩を楽しんできた
今日の夕方もそうしよう
明日もそうしよう
新型コロナウイルスの脅威が去るまでそうしよう
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