読売新聞より |
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、空港や駅、高速道路で地域外からの流入者を検温する自治体が多く出ている
何の目的があって検温しているのか?
私にはさっぱりわからない
最初にニュース映像で見たのは、山形道の蔵王PAで、県の職員が車の窓越しにドライバーを検温している姿であった
この瞬間から、何をしてるんだろうとの思いがあった
写真は読売新聞に載った松山空港での県職員による検温風景である
岡山県でも、今月29日から山陽道の瀬戸PAで県外からのドライバーの検温を実施する予定であった
しかし、職員に危害を加えるなどの脅迫電話が相次ぎ、検温実施を中止したとの報道があった
この検温は、大型連休中に帰省や観光で岡山県に訪れる人を減らすのが目的だそうだ
また、岡山県の伊原木知事は、「まずいところに来たなと後悔してもらえば」と、これまた、随分とズレたことおっしゃっている
岡山県のみならず、検温を実施している自治体は、県境で県外者の体温を測ってどうする気なんだろう
平熱なら入ってもいいです
熱があったら、帰ってくださいと言う気なんだろうか?
蔵王PAでの検温風景を見ていると、PAで検温している向こうに見える高速道路には、車がどんどん流れて、山形県に入っている
県外ドライバーであっても、PAに入って来ない車の方が圧倒的に多いだろう
スルーした県外ドライバーはどうするの?
やっていることは、ナンセンスに思えてならない
私は、検温自体を否定しているわけではない
検温は、感染を考えるには良い手段であると思っている
また、ウイルスは人によって運ばれることも理解している
しかし、緊急事態宣言は特定地域だけでなく、日本全国に発令されている
もう、県境なんて無いんだ!
何をしようとしているのかわからない検温よりも、県をまたいだ協力を大切に考えるべきだと思う
自粛や自主規制、STAY HOMEは、各自が大事にしなければならないことに変わりはない
不要不急の移動は絶対に避けなければならない
受け手は、自粛を求めても良いし、「来ないでくれ!」と叫んでも良いと思う
小さな診療所がひとつしかない小さな島に、観光客が押し寄せるのは良くない
絶対に良くない!
新型コロナウイルスを怖がることは間違いではないが、正しく怖がろう
9年前にあった汚染者扱いを、誰もが再び犯してはならない
0 件のコメント:
コメントを投稿