4月22日 朝日朝刊より |
自身の経験から言っても、地震の予知はできないと私は考えている
今朝の朝日新聞で、予測される震源域と、それに伴う予測される津波の高さが発表されたと知った
もちろん、地震も津波もとても怖く、そして巨大地震も巨大津波もやってくると私は信じている
だがそれは明日かもしれないし、10年後かもしれない
でも、必ずやって来る
大陸が大昔から、そして今も動いている以上、それは仕方がないことなのである
政治家、役人、学者たちが、会議ばかりしてても、地震は止められないし、地震はいつやって来るのかはわからない
学者の趣味で、研究費を使うことは許されない
地球温暖化についても、同じようなことが言える
私は、京都会議にオブザーバーで参加していたが、それ以前、それ以来、何度、研究者とか専門家といわれる人たちは、会議を続けてきたことか
会議をやって、みんなでうなずきあって、紙に書いた約束事は誰も守らず、地球温暖化は改善されない
だが、この新型コロナウイルス感染拡大によって、経済活動が低下した結果、CO2は低減したし、大気汚染も抑えられ、インドでは、都市部からヒマラヤ山脈が見えるようになったそうだ
みんなで考えることではなく、大切なことは、みんなで実行することなのだ
「地震予知はムダ。いますぐやめたほうかいい」と言い切る東大理学系教授で、地球物理学者のロバート・ゲラー氏はこのように言う
熊本地震は予測できなかったし、過去の大地震を振り返ってみても、83年の日本海中部地震、95年の北海道南西沖地震、95年の阪神・淡路大地震、07年の新潟県中越沖地震、11年の東日本大震災のいずれも、予測はできなかったし、ハザードマップで震源はいずれも色の薄い、確率は低い地位であったと指摘している
地震発生確率の高い地区ほど濃い色で塗りつぶされているハザードマップは、役に立ったためしがないとも言い切っている
地震発生確率が8%なら、92%は安全と人は考えてしまい、そうなるとハザードマップという地震予知は、害悪でさえあるという
今回の発表においては、岩手県は国に要請し、岩手県の浸水想定図は発表しなかった
新聞には、住民に不安を与えないようにするために行われたと記されている
いつ、どこで、どの程度の、どれもわからずに作られたハザードマップは、不安を煽るだけだと私も思う
それよりも、明日にも巨大地震が来ると考えた物理的な精神的な準備が大切だと私は考える
福島第一発電所の北側にも13.7mの津波が押し寄せるという
福島第一原子力発電所には、汚染水が貯めてあり、核燃料プールには、未使用の核燃料や使用済み核燃料が多く残っている
この発表があったから大変だではなく、明日にも、巨大地震があり、低い位置にある福島第一原子力発電所に大津波が押し寄せると考え、福島県民だけに止まらない、日本国民の、世界市民の健康と安全を守るために、原子力発電所で、今できることは、今実行することの方が大切だと考える
福島県には、福島第二原子力発電所があり、宮城県には、女川原子力発電所があり、茨城県には、東海発電所がある
地震村に与える研究費は、これらの準備費や対策費に充てた方が利口だ
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