今はこんなに短く、くさび形のクライミングボルトは使わない
メリカリにペツルのクールボルトが安く出品されていた
購入した (450円/2本)
このボルトを私の昔のクライミングボルトのハンガーと組み合わせて使おうかと思っている
クライミングアンカーも昔はコンクリートなどに打ち込む工事用のオールアンカーと同じくさび形の形状の物を使用していた
くさびの先端が岩に空けた穴の底に届き、頭をハンマーで叩き込むことにより、くさびがシャフトの先端を広げて行き、穴の中の壁にガッチリと固定される物であった
現在のクライミングボルトはこの方式とは違い、ボルトの先端は先が太いテーパー状になっており、叩き込んだ先にあるナットを締めていくことにより、ボルトが壁の外に出てきて、ボルト先端のテーパーがスリットが入ったリング状の部材を押し広げ、穴の中の壁にこのリング状の物が固定される仕組みになっているボルトもナットもハンガーも材質はステンレスに変わっている
昔はクライミング専用のタガネを叩いて穴を空けていたが、今はバッテリー式のハンマードリルを使って穴は空ける
P.S.
クライミングボルト以外にもクライミングアンカーは色々と持っているネジ状の物は細いのも太いのもアイスクライミング用の物で、他はハーケンと呼ばれる物である
左下の筒状の長い物は、私が使っていた物ではなく、エベレストを中国側から攻めた岳友から貰ったアイススクリューである
正確には、ドイツSALEWA社製の「スクリューアイスハーケン」と呼ぶべき製品である
ハーケンと呼ぶのは叩いて入れるからで、抜く時には回して抜く方式のアイススクリューである
50年代のこのアイススクリュー方式はもう使われてなく、今は最初からねじ込むタイプのアイススクリューとなっている
真ん中の黒い薄刃のハーケン(門田の101)は谷川岳の壁で使った物だと思う
谷川岳で使うハーケンには、もっと小さく薄い物もあったと知ってはいるが、私は使ったことはない
ラープと呼ばれていたごく小さなアンカーとは言えないものであった
滑落衝撃にはとても耐えられる様な物ではなく、人工登攀用に使ったものと思う
谷川岳の滝沢第三スラブで使ったと聞く
カムやナッツの使用経験は私にはないが、工業用ナットの六角部を斜めに削ってテーパーを作り、ナットの穴に細いスリングを通し、ナッツまがいの物を自作したことはある
中のネジ山も丸ヤスリで角が出ないように削った
このナッツを初めて目にした時、上手いものを考えたものだと私はとても感心したことを覚えている
ナッツの語源はナットにある
当時のハーケンは軟鉄の物が多かったが、私の現役最後の頃のハーケンは、軽いチタン(TOKYO TOP No2)とか、ジュラルミン製(STUBAI AUSTRIA)の物を数枚、左脇に吊り下げて登っていた
こんな話は岳友しか知らないし通じないが、そんな岳友の多くは先に逝ってしまった



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