その半月ほど前には、これも古い本であるが、前国立がんセンター東病院看護部長の安達富美子氏が書いた「燃えつきないがん看護」を読んだ
看護師という仕事の辛さが少し分かったような気がした
私も幾度かの入院を経験している
最初の入院は穂高滝谷の岩登りで30mを垂直に滑落し、助かったものの左腕を骨折し、涸沢の東大診療所から松本の病院を経由して、山姿のまま船橋中央病院へ入院をした
1週間以上風呂に入っていない私の臭い髪を洗ってくれた黒川ナースのことは今も覚えてる
(顔は覚えていない)
1979年のヒマラヤトレッキングから帰国後、結核に感染していることが分かり、40日以上も入院した
腕の骨折治療においても20日以上入院していた
昔の病院は長く入院させていた
腕の骨折治療入院中に、千葉県勢初の甲子園優勝を果たした銚子商業高校の試合を病院ホールで、外来患者、入院患者、その他大勢の病院関係者とバンザイをして祝ったた記憶がある
昔の病院はおおらかだった
入院経験は他にも色々とあるが、最近では、私は胃がん、妻は盲腸がんの手術を受け、5年経過観察中の身でもある
九十九里の私の弟はがんに敗れ、術後2年で先に逝った
病に苦しむ患者は確かに辛い
特にがん患者は辛い
みんな辛く、その看護にあたる看護師も辛いのである
そのストレスはとても大きいと推察する
前述の2冊は、患者とその家族の辛さも伝えてきているが、同時に医師や看護師の辛さも伝えきていた

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