2024年5月8日水曜日

定期検診

 昨日は泌尿器科の定期検診であった

前立腺がんの疑いは、2年前に生検によってその疑いははれたが、前立腺肥大による排尿障害は悪くなる一方である

その対策として1年前から薬物治療を受けている

最初に処方された薬は、排尿障害に対する効果も出て、PSA値も下がる効果を見せたものの、めまいの副作用が生じた

続いて処方された薬は、排尿障害に対する効果は全くなく、PSA値も上がってしまう結果を招いた

3度目に処方され薬は昨日現在で3ヶ月服用している

排尿障害に対する効果は低いのだが、PSA値は基準上限値に近いところまで下がり、2006年夏の18年前の数値以下にまで下がった

この薬はあと3ヶ月服用することにした

59.6mLと卵大の大きさがある私の前立腺の大きさも、この3ヶ月後に測定してみることにもなった

排尿障害は前立腺肥大だけに原因があるとは思えない

排出する力そのものが弱っているようにも感じている

医師に確認すべきであったが、昨日聞き忘れた

p.s.

PSA値の推移は22年間取り続けている(まとめはExcelを活用)

2006年7月4日の人間ドックで基準値の4.0ng/mLを超えた時、産業医の薦めで都内の大病院の泌尿器科の診察を受けた

しかし、この大病院の医師の態度が気に入らなかった

触診をするでもなく、大した質問をするでもなく、私の話を聞くでもなく、ただ一言「生検の予約をしていってくれ」とだけ言われた

私はセカンドオピニオンを受けることにした

まともな話をしていると思えた泌尿器科の町医者の診察を受けた

状態把握のための各検査はしっかりしていたし、話の筋も通っていたし、結論もはっきりしていて見解に自信が感じられた

がんではなく、前立腺肥大であるとのこの町医者の見解を私は信じ、2021年の夏に胃がんが見つかるまでの15年間、PSA値が10.0を超えても私の前立腺はがんではないと信じ過ごしてきた

2年半前に胃がんが見つかり、すぐにESD手術を受けてがんは切除した

その後、大腸も前立腺もよく診てみようとなり、大腸はがんではない良性ポリープ5個を切除するに至り、前立腺はエコー検査、MRI検査の画像判断から前立腺がんと判断されるも、生検を行った結果、12本さした針からがん細胞はひとつも出なかった

検査担当医師から、前立腺は大きいがシコリはなく、進行性のがんではないだろうとの見解も得られた

触診ひとつとっても、医師のコメントの内容や質に差があることが感じられた

基準値の4.0ng/mLを超え4.83ng/mLとなった日から数えて16年、やはり町医者がいった通り私の前立腺はがんではなく前立腺肥大であることが明らかになった

しかし、排尿障害は生活の安定を崩すものであるから何とかしなければならない

だが、処方された薬で翻弄されている直近の一年があるのも事実である(副作用、逆効果、PSA値上昇など)

古い友人達の中にもこの前立腺肥大で苦しんでいる者は多い

私のように長年の記録を残したり、調べまわる者も珍しいだろうが、何の薬を飲んでいるのかさえもわからない者もいて、それもどうかと思うよ

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