混合水栓の温度設定位置をどこにしても吐出湯は50℃ほどの熱い湯しか出てこない
最初は混合水栓のサーモスタットの不良を疑った
しかし、昨夜の湯はりで気づいていたことがあった
混合水栓の吐出量を絞ると混合湯の温度は下がっていくことに気づいた
何故そうなるのか?そのメカニズムは興味深いところであるが、私が理解するには至ってない
本日、混合水栓の給水側のクランク(取付ソケット)の止水栓を絞ってみることにした
止水栓で給水の流量を絞れば、混合水栓の湯温は下がるのではないかと期待をしていた
しかし、マイナスドライバーを使い右に回し止水栓を閉じようとしてみたが、いくら回してもネジは止まらず、結局のところ止水栓は閉じなかった
なにか変である
給水側クランクの止水栓の状態を調べる必要が出てきた
井戸ポンプを止めて上水が流れ出ないようにし、給湯側はクランクの止水栓を閉じてお湯は出てこないようにしてから、混合水栓の本体部を外した
先ず、給水クランクを壁から取り外し、次に止水栓をクランクから外し、その止水栓をバラしてみた
中は水垢で汚れていた
バラした各部をきれいにし、再組立を行ってみたが、症状は変わらず、止水栓は閉じることはできなかった
相変わらずネジは空回り状態であった
何故か、先端のネジ部が噛み合わない感じであった
オス側メス側両方のサビが原因のような気がする
バラしてみると、この止水栓は意外と複雑な構造をしていたこの止水栓をストレーナーと説明している記事もある
そう言われてみれば、細かい目の網が装着されている
ストレーナー機能を備えた止水栓といったところだろう
ひとまず、この止水栓は壊れているとした
幸いにして代替品はある
前に不調となり交換したシャワー混合水栓が捨てずに残っている
これを引っ張り出して来た
汚れていたクランクひとつをピカールで磨き、これを混合水栓に取り付けてみた
給湯側も給水側も止水栓は全開にし、混合水栓の設定温度は40℃にセットしてお湯を出してみた
吐出湯の温度を温度計で測ってみた
45℃のお湯が出ている
昨夜の経験を踏まえて、給水側の止水栓を右に一回転半回して絞ってみた
吐出湯の温度は37.5℃に下がった
給水側の止水栓を左に半回転戻した
吐出湯の温度は、ピッタリ40℃となった
これで問題は解決したが、混合水栓のサーモスタットによる温度調整とは何なのかとの疑問が残った
給水流量を調整する必要がなぜあるのか?わからないと言ったところである
もしかすると、この対策は正しい対策ではないのかもしれないと思った
混合水栓のサーモスタットがやはり故障しているのではないかとの思いに駆られた
もう一度、混合水栓の本体を外し、サーモスタット側を開けてみた
ビス一本を抜いただけで温度調整レバーは外れ、サーモスタット部も見えできた
だが、どうすればこのサーモスタットユニットを抜くことができるのか?その抜取り手順を思い描くところにまでは至らなかった
昼飯はまだだし、面倒にもなって来て、混合水栓は組み直して元に戻し、本日のところはこれで終わりとした
今後、値上げ続きの電気料金削減のため、今の電気温水器から石油給湯器に換える予定でいるのだが、石油給湯器を取り付けた際にもこの温度調整の作業が必要になってくるのかもしれない
p.s.
混合水栓のサーモスタットの動作原理について調べてみれば、給水流量との関係も明らかになるのかもしれないと考えている
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