2021年11月7日日曜日

smokyが見舞いに

 4時、smokyが2階から降りてきて、可愛い声で、にゃ〜にゃ~と鳴いている

smoky!と声をかけたら、「あら、お父さん大丈夫?」といった感じで、私のベッドの枕元に上がってきて、ゴロゴロと喉を鳴らして甘えている

私を見舞いに来たのかと思ったが、それは私の思い違いで、実際には、「お父さん、お腹が空いたんだけど、リビングルームのドアーが閉まっているの」ということのようだ

家内がMatthewの散歩に出る前に、リビングルームにお茶の支度があると言って出たので、私もベッドから起きて、smoky君の要望を叶えてあげた

お昼前に、体温は37.3℃に上がっていた

平熱になっていたのは、朝の少しの間だけであったようだ

家内が言う「体が回復してきた」のではなく、やはり解熱剤の効果で熱は下げられていたのだと思う

昼食を取ってから、3度目の解熱剤のカロナール錠200を服用し、ベッドに戻った

制酸剤のタケキャブ錠は怖くて飲めず、昨日から2日間、飲まずに過ごしている

制酸剤を服用していないせいとは考えたくないが、胃の裏側あたりの背中が痛くなることがあり、気にかかる点にはなっている

解熱剤が睡眠効果をもたらすのか、丸3日ろくな睡眠を得てないことを取り戻そうとするのか、ベッドに入るとよく眠れる

smokyの甘い声に起こされた4時、体温を測ってみた

37.1℃と表示された

高い値ではないが低い値でもなく、ちょっとの差だが、平熱の気分とはだいぶ違う

完全に平熱には戻しきれないのは、カロナール錠200の限界ではないかと思われる

カロナール錠200の作用を調べてみると、体温調整中枢に直接作用し熱放散を増大させて熱を下げるとある

要するに体を惑わせて熱を下げている訳である

炎症箇所はどこなのか、これが消え去らない限り、完全な平熱に戻ることはないであろう

だが、熱は微熱に抑えられるようだし、結構眠れるので、今夜は昨夜のように家内を心配させずに過ごせるような気がする

家内は追加で浣腸を2本購入してきた

だが、乾いたおなら(w)が出るように変わってきているので腸は動いていると考えられる

便秘の原因と確信しているタケキャブ錠の服用は昨日から2日間止めているし、腸は動いている気がするし、食べているとはいっても量はごく少量なので、自然な排便を期待して、浣腸の使用はもう少し待ってみることにした

胃がんの手術入院から今日で15日が経過した

手術後の2日間は絶食だったし、退院日にやっと全粥となり、帰宅後も栄養士の指導に基づき柔らかいものを少量食べる生活を続けてきた

加えてこの4日間は便秘と発熱で、ごく少量のものしか食べていない

胃は小さくなると言われているが、あまり食べなくても「空腹感」というものを感じなくなってきている

少量の食事に胃が慣れてしまったのか、発熱で食欲が狂ってしまったのか、便秘で食べることが怖くなってしまったのか、いずれかが、または複合的なことが原因かと思われた

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