2021年11月18日木曜日

副作用通り

 胃がんのESD手術によってできた人口胃潰瘍(直径4cm)の治療薬として、制酸剤を退院後も20日間飲み続ける必要がある

退院後に処方された制酸剤のタケキャブ錠は、副作用に示されていた通りの「便秘」に悩まされた

医師に相談し、便秘の副作用がない制酸剤に変更してもらった

その変更してもらった制酸剤のネキシウムカプセルを服用し始めて8日が経過した

今度は、ネキシウムに示されている通りの「下痢」となっている

素直な私は、便秘も下痢も副作用通りの症状が出ている

私がくすり嫌いな根拠はここにある

私に限らず、何かの病の処置に効き目があっても、その薬が持つ副作用に悩まされるケースは多い

〇〇は、抗がん剤の苦しみ(副作用)から逃れるために、抗がん治療を断念した

身内の中には、その抗がん治療断念の判断に、強く反対する者もいた

強く反対する者の気持ちも分かるが、私は賛成も反対もしなかった

本人の意思を尊重した

抗がん治療の断念のそれが正解か不正解は誰にもわからない

だが、いま2年半、〇〇は、髪が抜けることもなく、食事を戻すこともなく生き続けている

くすりの副作用は本当に大変だし、怖いょ!

私とは真逆で「くすり好き」な方を知っている

何かといえば、くすりを飲む

私も子供の頃は「富山の常備薬」をよく飲まされた

風邪薬は「ケロリン」だったか?胃薬は「熊の胆」という名だっと思う

何ヶ月毎かに、四角い籠を背負った年配の「薬売り」が常備薬を入れ替えに来ていた

その薬売りは、定宿を待っていて、持ち回り地区を何日かかけて回っていたようである

くすり好きを批判するつもりはないが、処方薬は勿論、富山のくすりだって市販薬だって、漢方薬にしても副作用は必ずある

私の「くすり嫌い」は、今回に限ったことではない

若い頃からの「副作用に悩まされ続けた」実体験から生まれたものである

私は、長い花粉症持ちだが、くすりを使うことはしないし、風邪をひいてもくすりは飲まない

TVで紹介されているサプリメントに対しても私はものすごく批判的である

現役中に感じたことであるが、アメリカ駐在帰りの仲間は、サプリメント好きになって帰ってくる

ビタミンだとか何だこうだと言って、デカいボトルに入った色々な錠剤を飲んでいたし、人にも勧めていた

TVコマーシャルは詐欺まがいで、例えばヒアルロン酸を飲んで膝が治ることは絶対に無い!

そのマーシャルに出てくる芸能人を私は信用しない

長年のファンであるスティーブ・マックインは、自分が確信できるものにしかコマーシャルに出演しない主義であった

私も、傷薬や外傷の化膿止め、痒み止めなどは使用する

私の母は、長いこと下剤を使っていた

母は、下剤がないと排便できなくなっていた

若い方の中にも、下剤の常用や浣腸を多用をする方がいると聞く

くすりに頼らず、生活を変える努力をしなければ、絶対に改善せず、また悪くなる一方である

0 件のコメント:

コメントを投稿