15年前の人間ドックで再検査となった「前立腺がんのマーカー」PSAである
15年前、再検査は、築地の聖路加病院となった
素直に病院には行くことは行ったのだが、2時間以上待たされて、診察(?)は15秒で終わった
若い医師が「はぁい、生検の予約をしていってください」で終わりなのだ
疑問に思って、今で言う「セカンドオピニオン」を一人で決めて、中馬込の泌尿器科医院の扉を押した
その医師独特の検査法を受けた結果、その医師は「癌じゃないと思うよ」と言った
私はその医師の考え方であったり、検査結果であったりを私なりにロジカルに判断し、その医師の言葉を信用することにした
そして15年間、毎年基準値をオーバーするPSAの値を気にしつつも、自分では納得して過ごしてきた
16年目も同じに過ごしていけばよいのだが、胃がんを発症したこともあり、胃がんの検査中に前立腺の塊も発見されているし、家内は、私の体の中の色々なところで、癌が活性化してきているのではと心配するし、排尿障害が年々ひどくなってきてもいるので、泌尿器科も斜に構えるのではなく、正面から取り組んでみることにした
今日、胃がんの完治宣言を受けたその日に、消化器内科の医師が予約してくれていた泌尿器科を受診した
エコーと直腸診を受けた
結果は前立腺肥大がとても大きいそうである
意外であったのは、担当医は生検をしてみましょうと言わなかったことである
私は生検を覚悟して泌尿器科を受診した
担当医は、前立腺肥大を小さくする薬ではないが、排尿改善となる薬があると言って、それが50日分も処方され、2ヶ月後に血液検査とMRIの検査を受けることとなった
私は、「2ヶ月後に治療方針が決まるんですね?」と聞いてみた
医師は、「いゃ!」と言った
そうとは限らない様子である
続いて出た言葉が、「75歳以上は、手術はしない!」
続いて、「あと、6ヶ月で75歳となる」(私のことである)
癌を前提とした話になっているじゃないですか?!
まぁ、これもあれやこれやと考えても仕方がない
仕方がないことは、考えない!
2ヶ月経ったら考えよう
【追記】
排尿改善の薬「シロドシンOD錠4mg」は速攻で効いた
おしっこの出がとてもよくなった
どんなメカニズムなんだろう
気になる
効きすぎるので
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