6時半のモーニングコールの際、測定した血中酸素濃度は77と入山以来最低値となった
元気な気でいても酸素摂取量は確実に低下しており、知らない間に高山病は進行している
8時10分にチュクンのYAK LANDを出発した
気温は11℃、陽射しも強いので暖かい
今日も快晴である
途中、乳を与えているゾッキョの姿を見た
アマダムラムを背景にしたゾッキョも美しい
また、タワツェ(6542m)を背景にしたヤクにカメラを向けたら、睨み返された
3回休んで今夜の宿となるテント場に到着した
テント場には先行していたポーターがキッチンテントもリビングテントも設営してあり、リビングテント内にはテーブルも椅子もセットされていた
我々がリビングテントでお茶を飲んでいる間に我々のテントも設営し終えた
3、4人用テントに相棒と潜り込んだ
しかし、我々のテントは張り綱もペグも不足しており、入り口部分が倒れてしまったので、ペグ代わりに石を運んでいたら、息が切れてしまった
ここは5000mを越える高地であることをあらためて認識させられた
このテント場は環境の良いところで、アマダブラムを眺めながらのんびりと過ごした
この一泊のテント生活のためキッチンで使うコンロなども含め、ありとあらゆる生活用品、食料などをゾッキョ(ヤクと牛のあいのこ)の力をかりて運んできた
明日には別ルートでこの荷を運びおろすことになる
陽が落ちると急激に寒くなった
18時現在で-11℃となった
5000mを越えている地は厳しいものがある
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