2016年11月22日火曜日

ネパールの魅力

ネパールの魅力は何と言ってもヒマラヤ山脈である
が、
首都カトマンズにはしばらく住んでみたいと思える魅力があった
定年退職後、カトマンズに1ヶ月程度住んでみようかと考えていたこともあった

街中にも牛がウロ・ウロ、力車が行き交い、ベルをうるさく鳴らす自転車が後ろから迫る
朝は朝靄の中を壺を持った人が用足しに出る
市場には羊の頭が吊るされている

それは、37年前のカトマンズであった
今は、牛の姿はないし、電線が束のように電柱に絡まり、溢れんばかりの車で道は大渋滞
どんなに細い路地にもバイクは入り込み、エンジンを吹かしている
カトマンズ盆地はスモッグに埋まっていた

とても、とても、住んでみたいカトマンズではなくなっていた

37年前、一週間をかけて歩いたジョムソン街道には、今や自動車道路が走っているそうだ
静かで落ち着きのあるポカラは、チャラ・チャラ高原リゾートになっているそうだ

時代といえば時代なんだろうが、カトマンズの魅力は私にとっては失せた!

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