昨夜は-16℃まで気温は下がった
このテント泊では自前のシュラフを使って眠った
厳冬期用シュラフは暖かであったが、色々な面でテント生活は厳しかった
ダイヤモックスを服用しているためだと思うが、夜中に3度トイレのために起きた
冷えた中、シュラフからはい出し、凍ったテントと外張りの入り口を開け、サンダルを引っ掻けて外で用を足すのはかなりの重労働である
夜間にも水分をとるように言われているが、水筒の水は完全に凍っていた
これまで用意してくれた食事を残すということはなかったが、昨夜の夕食は初めて食べきれずに残した
まずかったわけではないが、食べきれなかった
食欲が減退していた
本日の出発は早く、7時にテント場を後にした
振り返るとマカルー(8463m)も姿を現わしていた(中央)
最初は苦しい登りもなく、ハイキャンプには9時40分に到着した
このハイキャンプは湿地となっており、テント場としては適してないように見えた
5502mのコンマ・ラへの登りはキツかった
足は動くのだが、息が切れて思うように体が動かない
本日の昼食はテント場でコックが用意してくれた弁当なのだが、半分も食べられなかった
コンマ・ラ(先にいるのはシェルパの3人)
コンマ・ラからは急坂をロブチェへ向けて一気に下る
幸い、雪がついて無くアイゼンをつけることなく下りきることができた
簡単そうに思えた氷河の横断は意外と手こずり、この日は遅く、4時近くになってようやくロブチェのヤクロッジに到着した
疲れた!
最近、これほど疲れたことはないくらい疲れた
この日の夕食はほとんど残した
胃が動いていないことが感じ取れた
このような時には無理に食べない方が良いと判断しミルクテーなどの飲み物だけで過ごすことにした
相棒も全く同じ症状であった
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