6時30分のモーニングコールまで眠っていたので、12時間眠っていたことになる
相棒はシュラフの中でビクとも動ない私を見て「死んでいるのではないか」心配したそうだ
この長い睡眠が効いたのか、少しだが高度を下げたことが効いたのか、食欲が回復してきて、今朝は朝食を口にすることができた
私も相棒も3日間、ほとんど食事を口にしていない
私の場合、胃が止まっているようなので意識して食事はとらず、水分のみで過ごしてきた
この判断は間違いなかったと思っている
今日はベリチェまで下る
昨日、ロブチェまで下ってきているので、ベリチェまでは近いので、いつもより遅く、7時半過ぎにロブチェを出発した
途中、遭難者のメモリアルが立ち並ぶトゥクラ峠(4830m)に達した
いくつも立ち並ぶメモリアルの中のひとつの石碑の前にツアーガイドのアンパンマン君が立ち、説明を始めた
その石碑には、Babu Chiri Sherpaの名が刻まれていた
彼はエベレストに10回登頂し、酸素なしでエベレスト山頂に長くいた記録を持ち、エベレスト登頂の最速記録も持っているとのことであった
12時チョット過ぎにはベリチェに到着した
コンラ・マ越えで付けていた歩数計が9007歩しか示さなかったので、以降外して歩いていたのだが、本日は再度つけて歩いてみた
4時間半歩いて、歩数は14677歩であった
午後は宿となったクウーンブロッジで日向ぼっこをしながらのんびりと過ごした
食欲は完全に回復し、最初に出された量は完食できるところまで回復したが、無理は禁物とわかっているので、おかわりは避け、食後もキャベジンを服用した
最近は、3時半のお約束であった午後のガスも湧くこともなくなり、 随分と形は違って見えるアマダプラムの上に月が出てこれも美しい
夕食も完食であった
アップルパイだったか、それもおいしくいただいた
食欲は完全に戻った
体調も回復して来ていて、元気になり、冗談も飛び出すようになった
ここまでは良かった
体調も戻ってきて、元気になった!
だが、
ここベリチェのクウーンブロッジのヤク糞ストーブがまずかった
室内煙突が途中で破れている
夕方、煙突が破れているのに構わずヤク糞ストーブを焚いた
当然、煙は室内に漏れ、臭くてたまらない
食後直ぐに私は部屋に逃げたが、この煙で喉をやられた
この夜から咳がではじめた
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