浴室の塗装に限らず、例えば庭木の大きな剪定や伐木もそうで、歳をさらに重ねたらできなくなることは今のうちに済ましておこうという気持ちで行っているものは多く出て来て実行もしてきている
浴室の壁と天井の塗装は、二度塗りが必要であったと分かっていたが、誰に見せるわけでもないので、一度塗りで済ましてしまっていた
厳密には、色むらも垂もあったが見ないことにしたし、妻もそれでよいと言ってくれた
だが、気にはなっていた
特に正面の壁の色むらが気になっていた
古い岳友が3人が安達太良山の帰りに我が家に寄りたいと言ってきていた
私も妻も歳を取り、10年前、15年前とは違い、本音では、来客は歓迎できない気持ちは強くなっていた
私にとっても妻にとっても大切な岳友だし、会いたい気持ちは私も妻も強くある
うち一人は、私たち夫婦が仲人をした人である
その人の結婚写真も仲人写真も我が家にはある
何故、歓迎できない気持ちになっているかは、歳をとった方ならわかると思う
家の中は昔のように整理整頓も掃除も行き届いてはいない
客用の布団はいつ干したのかも定かではない
先方は「なにもかまわなくてよい」と言う
だがそうもいかないのである
受け入れることになった
今日までの3日間は、私も妻もさぼってきた家の中も外も、整理整頓や掃除に、体も頭も動かし働いた
浴室の正面の壁の色むらが現実の問題となった
塗装に使った黄色のペンキは変色や劣化もなく保存してある
極薄に塗ったらこの色むらは消せるのではないかと考え、平刷毛で塗った
これは大失敗で、裏目に出た
薄いペンキは至る所で垂れた
ペンキの垂れは下の黒いタイルにまで垂れた
余計なことをして、ひどい状態にしてしまった
こうなると、塗り直すしかなくなった
コテ刷毛を用意し、ペンキの垂を防ぐ養生を施し、本格的に塗り直した
図らずも二年後の二度塗りとなった
ペンキの垂れの縦筋は意外と消えず、二度塗りならぬ三度塗りとなった
きれいに仕上がった
私も妻も、たまには客を迎え入れた方が良いかもしれないと口に出して話した
家の内外が整い、ピカピカになった
ピカピカはちょっと大げさだったが、色々なところがきれいになったし、不用品の処分も進んだ
来客とは関係ないところにまで、手は入った
明日、友人たちは我が家にやってくる
p.s.
今回、天井の再塗装は行っていない
壁がきれいになったので、今まではそれほど気になっていなかった天井の色むらが気になってきてしまった
近い内に天井も再塗装をしようと思っている
最後に妻は、明日正月が来ても大丈夫と言った

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