入手遅れ

 生産の問題なのか？物流の問題なのか？コストの問題なのか？

何だか分からないが、物が入手しづらくなって来ているような気がする

コーヒーフィルターの在庫が少なくなり、5日ほど前に注文した

お届けは8月15日になると連絡が来た

前回の注文であれば、翌日に届いた

在庫の状況から8月15日でも良いかと思っていた

早めに届けることができるようになったとの連絡が入り本日届いた

通常であれば5本が入ったパックで届く

本日届いた分は、5本バラバラで簡易的にビニール袋に入れられていた

多分、個装の物を5つまとめてユーザー要求に応えたものと思われる

遅れるものがポツポツ出始めた

生活必需品が入らなくなる時代が来るのではないかと心配になる

p.s.

昨夜、間違った豊かさを私たちは求めてきたのかもしれないと言った私の言葉から、妻と昔の生活の話になった

今日は昼食後、妻が言う「悪魔の気温」から逃げてクーラーのある部屋へ、愛犬と妻と一匹二人で入り、読書＆昼寝とすることにした

愛犬の寝息が耳に届く

昔にはクーラーはなかったし、扇風機もなかった

ご飯は薪で炊いた

夏にはよしずをかけて、タライで行水を浴びた

そんな時代からスタートした私は、私たちは、豊かさを求めて邁進した

耐震鉄骨造のエアコンのある三階建の家に住み、セカンドハウスも持ち、今や一人一台の車を持つ生活をしている

海外旅行もかなりの数をこなし、大名旅行でエベレストまで見に行った

暑いからと汗を流すために、他人が作った灯油を焚いて、使い放題に湯を使う

これらの豊かな生活を得るために寝る間も惜しんで働いたと自慢をする

しかし、これらの豊かな生活の追求は間違いであったと思う

この豊かな生活は、誰かの犠牲の上になり立っている

とわかっていても、私は、私達はこの生活を止めることができない

妻はそんなことにはならないと言うが、地球温暖化による気候変動は止まらないし、加速すると思う

地球の歴史は46億年という

私は、私達は、この70年という一瞬で地球環境を変えてしまった

再生紙を使った「エコブラウン」を使おうが、ストローを止めようが、エコバッグを使おうが、そんなことで地球を取り戻すことはできない

前の会社では環境を推進してきた

7年連続で環境経営度No1のタイトルを取ってきた

全工場のごみゼロを達成した

毎年省エネ目標を達成し続けた

コージェネも導入した

世界で植林も推進した

コピー会社でありながら、コピー枚数も制限した

暑い夏もエアコンを絞り、寒い冬もエアコンを絞った

照明も落とした

色々と地球に優しいことはやってきた

だが、気温上昇は0.1℃も下げられなかった

販売事業役員から会社の喫煙ルームでこう言われた

○○さん、「中国を何とかしてきてょ」と！