2023年7月9日日曜日

湯温調整

 当初は、石油給湯器のリモコン設定温度を42℃にセットし、浴室のサーモスタット式混合水栓の温度セット位置を40℃にしたら、40℃の湯が出るものと思っていた

しかし、40℃の湯は出なかった

温度計で測ると37℃くらいの湯になっていた

サーモスタット式混合水栓を使う場合、給湯器側の推奨設定温度は50〜60℃とのことである

この推奨設定温度は各メーカーとも共通の値だそうだ

3日前まで使用していた電気温水器の設定温度は70℃になっていた

写真下が電気温水器のコントローラーである

おまかせ設定位置では70℃の湯を毎日夜中に沸かしていた

リモコンの設定が42℃では40℃のお湯も出ないので、リモコン設定温度は推奨温度範囲の60℃にセットして使っている

今回施工した石油給湯器は、48℃以上だと一気に60℃の設定に、更にその上だと75℃の設定になる仕様になっている

動画による情報によると、多くの家庭では給湯器の設定温度は42℃程度にして使っているそうだ

その理由は、サーモスタット式混合水栓以外の他の単独栓などから熱い湯が出るのを避けるためのようである

我が家の給湯には、単独栓はないがシングルレバー混合水栓はキッチンと洗面所の流しで使っている

このシングルレバー混合水栓でも左へ最大に回せば、今の設定であれば60℃近くの湯が出る

シングルレバー混合水栓には、サーモスタットは使用されていない

60℃の湯と何℃かの水の混ざり具合がレバー位置で決まる構造となっている

シングルレバー混合水栓では60℃のお湯が出てしまうが、そう問題にはならないと思う

心配になるなら日中は42℃にしていても良いし、リモコンを切っていても良いわけである

コメリの説明文より
サーモスタット式混合水栓の場合は、左の温度調整カートリッジ内にあるSMAバネと呼ばれるコイルスプリングが装着されている
このバネが伸び縮みをして湯の量、水の量を調整して吐出湯の湯温を決めている

SMAバネはどのようにして伸び縮みをしているのかといえば、このバネは形状記憶合金で作られている

(SMA=形状記憶合金)

熱く感じれば伸び、冷たく感じれば縮むバネになっている

要はこのバネが熱く感じれば伸びて水を多く出し、冷たく感じれば縮んで湯を多く出すという仕組みである

我が家の風呂へ給湯するサーモスタット式混合水栓には、工事後に剥がす説明書がまだ残っている
説明書には、吐出湯の温度が狂ってきたら、ハンドルの位置をずらせと書いてある

工事後に説明書が剥がされていなかったのは、私がこのサーモスタット式混合水栓の取り付け工事を行いそのままにしておいたからだ

サーモスタット式混合水栓の温度調整の確認には、50年も前に使っていた雪温計を使用した
金属の保護管の中にはアルコール温度計が入っている

昨夜、私が42℃の湯を出しているというのに、妻が湯船に手を入れて、これではぬるいと言い張る

妻が正しかった

雪温計は狂っていた

私が42℃と思っていた湯の温度は38℃しかなかった

50年ものは老化していた

昨夜は38℃の湯で我慢してもらった

p.s.

私も湯に触れて少しぬるいかなと実は思った

だが、私は温度計の値を信じた

世の中には狂っているものもあるということだった

こんなこと、結構、多いかもしれない


【追記】

サーモスタット式混合水栓には私の考え違いもあった

私はサーモスタット式混合水栓の水側の水量を調整して湯温を調整していた

実際にもそれで湯温の調整はできていた

この通り結果は出るが、その調整方法は間違いである

水側の水量もしっかりと出して、サーモスタット式混合水栓の湯温が違っていたなら、左ハンドルの温度設定位置を変えて湯温を調整するのが正しい調整方法であると思う

私も調整をし直す

正しい温度計を使って(w)

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