6月9日の朝日新聞より |
昨日はテレビのゴルフ中継ばかりを観ていて新聞を読み忘れていた
今朝になって昨日日曜日の新聞を読んだ
ひとつの記事が気になった
電力会社は、原発敷地内に使用済み核燃料の乾式貯蔵施設を作る動きを進めているそうだ
記事には使用済み核燃料のたまり具合が示されていた
東北電力女川原子力発電所では56%だが、他の原子力発電所では80%を超えているそうだ
近い将来、使用済み核燃料は、従来の「水の中に沈めて冷やし続ける湿式の貯蔵施設」内にいっぱいになってしまうので、新たな貯蔵施設が必要になってきているとのことである
その貯蔵を補うのが「乾式貯蔵施設」のようただ
※何故、乾式でなければならないのかの説明はなかった
記事によると、これから作る動きとある
しかし私は、5月23日に福島第一原子力発電所を視察した際に、使用済み核燃料の乾式貯蔵施設を見ているし説明もされた
既に福島第一原子力発電所の敷地内には乾式貯蔵施設は存在し稼働している
乾式貯蔵施設の図を見ると、使用済み核燃料は遮蔽されているとはいえ、冷やした除熱空気は外へと対流排出される仕組みとなっている
乾式貯蔵施設のすぐ脇を、私は視察バスの窓越しに見て通った
それはコンクリートの大きな四角い塊のように見えた
核処理水は海に流すに当たってはかなり問題視され、今も問題視され続けている
乾式で大気中に流すのは大丈夫だろうかと心配になった
視察時に説明された内容によると、福島第一原子力発電所では、敷地内で使ったものは焼却し減容し保管してあるそうだ
原子力発電所は「トイレ無きマンション」と言われるように、何も外に出せないのである
蓄えきれない水と空気は出してよいと言えるだろうか?
解決策はひとつしかないと思う
使うからゴミは出る理由だから「使わなければ」出ないのである
命を脅かすゴミは作ってはならないと思う
再処理工場は何年経っても竣工さえしない
夢の発電はやはり夢だったと諦めるしかない
夢のマンションもウンコ溜めっぱなしにはできない
臭すぎる
0 件のコメント:
コメントを投稿