2020年12月3日木曜日

晴天のゴルフ

 昨日、マイナス2.5℃の早朝にゴルフに出かけた

チョット遠くの那須の、私は初めて利用するゴルフ場である

ここもバブル期に建ったゴルフ場らしく、クラブハウスは広く、贅沢な造りになっていた

ティグラウンドも、FWも、グリーンもとてもきれいで、ラフも落ち葉は積もっているところも少なく、よく整備されていた

お天気は、重く垂れさがった雲も那須に近づくにつれ、青空が広がり、那須連峰もくっきりと望むことができ、気温は低かったと思うが、日差しはたっぷりあり、上に着ていたジャンパーもダウンベストも脱いで、タートルネックのシャツの上に薄いセーター姿でのラウンドとなった

お天気には恵まれたが、相変わらずスコアは冷えた結果になった

ドローボールショットを試しているが、これがものにならず、本来のスイングまで崩している結果になり、この頃は、苦しいゴルフが続いている

ここ、那須陽光GCは、白河メドウや矢吹GCと同じく、初めて発売したのだろうと思われる、格安バリューチケットを使ってのラウンドである

バンカーが多く、それも私のドライバー飛距離にうまく合わせるかのような位置に設けられていて、私は多くのファウェイバンカーに捕まった

それも、ボールはグリーン方向に向かって、バンカー先のエッジ付近に止まっていることが多く、サンドウェッジを使っての脱出となるケースが多くなった

また思わぬところに、涸れたクリークがあり、これにも2度はまってしまった

これらのことは、初めてのゴルフ場では、仕方がないことである

バンカーの砂は柔らかく、グリーン周りのバンカーショットはとても楽しめた

このゴルフ場は、デートゴルフと称し、ツーサムも追加料金なしで回れるためだろう、ツーサムで回っている方が多く、また女性ゴルファーも大変に多かった

これらは喜ばしいことである

また、このゴルフ場の特徴(?)で、どの年代にもゴルフを楽しんで頂くため、フェアー(?)なコース設定を行っているとある

なんだ?フェアーなとは?

その為にと称し、レディースティの更に前に、ハートフルティなるピンクティを設けている

コースに立てば、ブルーティ、ホワイトティ、シルバーティ、レディースティ、ハートフルティと先へ先へと、5つものティグラウンドが出てくる

前の、前の、前で打つことがフェアーなのか?

よくあるチャンピオンティを設けたら、6つになってしまう

ここ那須陽光GCでは、多くの女性ゴルファーが、ツーサムやスリーサムで、それも赤ティの前に設定されたハートフルティなるピンクティを使っている

私のナイスショットドライバーの飛距離の先にピンクティがあるものだから、セカンドショットを打つ私のすぐ後ろに、後続のピンクティから打つカートが近づいて来て、私が打つのを今か今かと待っている

この様に奥方達が、私のショットを眺めていることが続いているものだから、あおられているような気にもなり、とてもやりづらかった

また、私達が使ったカートがポンコツで、アクセルを踏んでもすぐには発進せず、発進したと思ったら、ガクンと出るし、走っている最中は、バックファイヤーの鳴りっぱなしで、パン・パンと大きな音がうるさいし、驚かされることしきりであった

マスター室の係員に、カートの不具合を告げたが、ニコッとされただけで、無視された

ただ、カートはFWに乗り入れ可となっており、これは大変に楽であった

クラブハウス内も、バブル期の豪華な造りではあるが、雨漏り個所にバケツは置いてあるし、絨毯は擦り切れているし、メニューには、“人気の!”と書かれていた、税抜き1,300円のもやしラーメンは、うどんのような麺で不味かった

ゴルフ場としては整備もよく、那須連峰を望むロケーションも良いし、戦略性を求められるコース設定も好ましいのだが、私はこのゴルフ場には、もう来ないだろうと思うのである

ピンクティはいただけない!

南、北コースを合わせて、6600yほどの距離のコースであるが、このゴルフ場、レディースの赤ティそのものが、他のゴルフ場と比べても、かなり前の方に設定されているのに加え、ピンクティは更にその前になる

コースとしては、ピンクティーの使用では、半分くらいの距離のゴルフ場になってしまい、コースレートは72にはならないし、ゴルフの醍醐味は、大分失せてしまうことであろう

男子がこのピンクティから打ったら、多くのミドルホールは、ワンオン可能なチョット長めのショートホールになってしまうだろう

ショートホールは、ティグラウンドから、アプローチショットで始まるホールになってしまう

ゴルフ場の同じコースの中に、通常コースとショートコースを作って、一緒に同時にプレーをさせているようなもので、ナンセンスである

ツーサムでも、スリーサムでも追加料金なしでOK!、前の前の方から打ってもOK!の、どんどん客を入れる戦略のゴルフ場だと思う

ピンはかなり前に設定されているホールが多かった

傾斜の強いグリーン、うねりの強いグリーンが多く、パットは難しく、面白そうなのだが、ピンの位置が前だと、その面白みを味あう機会は半減する

その分、早く回れるが!

スパリゾートハワイヤンズゴルフコースのピンクティや水色ティは大嫌いだが、ここのピンクティは、更に異常な位置に設定されている

歳をとったからと言ってゴルフをあきらめることはない

だからといって前から打つことはない

『スコアは悪くなった!』

『歳には勝てねえな!』

で、いいじゃないか

仲間と同じティグランウトに立つ喜びは、失いたくない

少し無理をしてでも

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