NHKテレビから |
今度は、75歳以上の医療費の負担比率を2割に引き上げる法案を成立させる動きが加速している
実施時期は、2022年10月以降とるなるようだ
2022年といえば、団塊世代トップの昭和22年生まれが対象となる
私も昭和22年生まれだ
小学校は2年生まで、子供の数が多すぎて、午前と午後に分かれて授業を受けたし、中学校では、ひとクラスが55人で、14クラスもあった
受験も大変な競争であったし、就職難の時代でもあった
高度経済成長期を働きに働き、国を支えてきた世代が、やっと第二の人生を安泰に過ごそうとしているのに、医療費まで上げるという
政府と公明党の間で、年寄りの収入の対象額でもめているそうだ
政府は年収170万円以上を対象にと言い、公明党はそれでは対象範囲が広すぎると、年収240万円以上を対象範囲にと言っているようだ
どちらにしろ、五十歩百歩で、爺さん婆さんのふところから、ふんだくろうという考え方に変わりはない
自動車の高齢者講習なる名のもとに行われるチェックも同じだ
私にも届いた
75歳以下だと、5,100円もふんだくる
これは、運転免許取得者の減少に苦慮していた自動車教習所のふところをあたためる政策にほかならない
確かに、高齢者の自動車事故件数は増加している
高齢者ドライバーによる悲惨な事故が、テレビにも取り上げられて、話題にもなっている
だがそれは、年寄りが増えた結果である
団塊世代は、バカな戦争のおかげで、爆発的に人工が増えた
団塊世代は、もともと人数が多いのだから、20代の時だって、30代の時だって、いつの年代の時だって、そして70代になった今だって、事故件数は多いだろう
たが、事故率で比較してみれば、高齢者の事故率は、むしろ低いか同程度である(10万人当たりの事故件数:60〜69歳 3.7人、70〜79歳 5.4人、80歳以上12.2人、 19歳以下 13.5人、20〜29歳 4.8人)
田舎で暮らしてみればわかる
田舎での暮らしは、年齢、性別にかかわらず、車は、生活必需品なのである
高齢者にとっても同じである
いや、同じというよりか、もっと切実で、高齢者は、通勤通学には使わないし、レジャーにも使わない
高齢者は、何に使うかというと、極論すれば、買い物と、通院である
バスは、極端に縮小されているか、廃止になっている
車は、なんと言われようが、生きていくために必要なのだ
事故件数だけをみて、高齢者、団塊世代をいじめないで欲しい
チェックを強化して、車から高齢者を引き離そうとか、外そうとかを考えるのではなく、高齢者に優しい制度、政策を考えるべきなのだ
日本においては、これから先、高齢化はどんどん加速していく
社会制度のあり方は、その高齢化をベースにした考え方しなければならない
労多く、遮二無二に生き、休まるところのなかった、団塊世代は、今高齢者となった
この世代を、もうチョットわかって欲しいょ
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