その中に、姉が作ったピーナッツ味噌が入っていた
夕食でいただいた
メチャおいしかった
ピーナッツ味噌は、味噌に対する砂糖の割合が難しい
味噌が多ければベタベタな感じになり、砂糖が多ければ固くなって食べづらくなる
今日届いた姉のピーナッツ味噌はちょうどよい按配であった
p.s.
ピーナッツ味噌は母の味である
妻は料理上手であるが、ピーナッツ味噌以外にも小アジの硬めの煮付け、ぬか漬けのお新香は母の味には及ばない
及ばないと言うと誤解になるかもしれない
及ばないというより、「良い意味で少し違う」と言った方が正しいかもしれない
それはただ、私が母の味の方が合っていると思っているだけだ
戻ってピーナッツ味噌だが、母は、砂糖を少し多めにしたチョット硬めのピーナッツ味噌を作る
それは、それが私の好みであることをよく知っていたからだ
だから、母のピーナッツ味噌は失敗作ではなく、私の好みに合わして作った成功作であるのだ
多分こんなことは、母親でないとできない
きざなことを言えば、「母の愛は海より深い」
先に紹介した「硬めに煮付けた小アジ」だが、一般的には魚の煮つけの「硬い」は失敗作である
だが、味が濃く、硬めに煮た、それも小アジでないと、私がおいしいと思っていないことを母は良くわかっていたのである
優しい姉であっても、チョット硬めのピーナッツ味噌が私の好みであることは知らない
母は「この方がおいしい」と私が言わなくても、私の味の好みはよく理解していた
しかし、妻は「これが好き、これがおいしい」と私が強く思っている母が知らない多くの料理を作り出し、私のお腹と心を満たしてくれている
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