2021年1月25日月曜日

刑務所図書館の人びと

 コロナ禍の中、福島県においても1月13日〜2月7日までの行動自粛の県民への協力が要請された

市の体育館の時短に伴い、テニス協会の定例の練習は休止となり、ほぼ週イチで通っていたゴルフも休んでいる

忘れかけていたが、新しい生活様式が求められているわけである

その新しい生活様式に対応するためにも、健康維持、体力維持のためにも家内と愛犬とで、近場のハイキングを楽しんでいる

更に加わったのが読書である

今は、家内が読み終えた「刑務所図書館の人びと」を読んでいる

刑務所の図書館に司書としての仕事を得た作者のブログのような日記のような本である

物語が進行するわけではないので、小説のような面白さはないが、刑務所内のことが知れてなんとはなしに読み進めている

今日読んでいたところで、感心させられた記述があったので書き留めておく気になった

著者の母の言葉であるが、「母親からもらった唯一のプレゼントは長寿。つまり時間」とあった

私の母も長寿で96歳まで生き、老衰でこの家で亡くなった

父は短命であった

私も母からは確かに時間はもらった気がする

苦しかっことも含め時間は、私に多くの思い出を詰め込んでくれた

父と過ごした時間はとても短い

私の夢の中に父が出てくることはないが、母は頻繁に登場する

これは別なファクターもあるとは思うが、やはり母からのプレゼントは「時間」だと思う

私も長生きをして、息子に時間をプレゼントしたいと考えている

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