2018年6月14日木曜日

どぶさらい

我が家の私道の脇には40mの側溝がある
6年の交渉の末、完成した側溝である
土砂が溜まり、どぶさらいの重労働を強いられている
本日、一日かけて、40mの側溝の中の土砂を取り除いた
土砂を取り除くだけでも大変なんだが、もっと辛いのが、40kg程と思われるコンクリート製の蓋と鋼鉄のクレーチングを持ち上げる作業だ
コンクリート製の蓋の上には植物が根を網の様に張っており、これが切れず、なかなか持ち上がらない
さすがの私も、今日一日の作業で腰が痛い!

この側溝、我が家の私道の脇に設置したものだが、実際には、作場道(旧国有地の赤道で現市有地)の中にある
この側溝が無かった移住初期には、長く雨が続くと、ここ作場道に溢れた雨水が、我が家の下水口の所で大プール状態になっていた
市有地に溢れた雨水で我が家の敷地がプール状態になるのは何とも困った状態になる
ポンプで汲み上げたり、下の畑の脇道に流させてもらったりしていた
私は役所に出向き、改善要求をした
役所に何度足を運んでも、やるような、やらないような、何ともあやふやの状態が続いていた
何度目か覚えていないが、役所に交渉に行ったある時、見かねたのか、職員のひとりが私を給湯室連れて行った
「○○さん、何度役所に来てもダメだから。ここに○○さんところの区長さんの名前と電話番号があるから、この人に相談してみなさい」とアドバイスをくれた
給湯室の壁に名簿が貼ってあった
私はこれをメモして帰った
隣組の人に相談したら、区長に直接ではなく、組長から区長に話をつけるルール(?)があるようだ
組長さんから区長さん連絡を入れてもらったら、その日の内に区長さんがバイクにまたがり、我が家にやってきた
あれほど役所に行って話しても、一向に前に進まないこの話し、次の日、担当者を連れた土木課長が区長さんと共に我が家に現れた
この素早いこと、驚いた!
更に驚いたのは、中古の資材は市で用意するが、工事費用は私持ちという内容だ
困っているので、仕方がないので了解した
しかし、着工までまたすごくかかった
何しろ、交渉6年の間に土木課長は、3人代わった
いつやるんだ!と文句も言った
ここでも驚き
やらない理由のひとつに、「○○さんところに用意してあった側溝が無くなった」というのがあった
遅れに遅れ、3番目の土木課長の時、側溝を作らなかった責任は市にあると言って工事は始まった
ただ、工事費用の負担は私ということは変わらなかった
側溝が出来て、我が家の敷地がプール状態になることは無くなった
しかし、どぶさらいが続く
年々辛くなっていくどぶさらいを5年続けている
市有地内の側溝のどぶさらいを私がやり続けるのも変なんだが、市に言っても何もやらないだろう

今日は暑さもあって、辛いどぶさらいで大汗をかき、日中、風呂に二度入った
田舎暮らしは楽しいことは多いが、辛いことも結構ある
辛いといえば、御輿担ぎは辛い!
担ぎ手の中で、私は一番背が高い・・・

0 件のコメント:

コメントを投稿