今日のNHKラジオ「午後まり」のテーマは「師匠」だった
私にも思い返してみればいろいろな師匠がいたし、今もいる
私の田舎暮らしの最初の師匠はヒデアンチャンである
私たち家族の田舎暮らしは、通いも含めると11年目の冬を迎えている
ここでの生活の困りごとはこのヒデアンチャンがほとんど解決してくれた
このヒデアンチャン、山に入れば猿のような人で、木にもするすると登ってしまう
我が家の薪ストーブの薪は長い間、この師匠の世話になった
チェーンソーの扱い方も伐木も薪割りもこの師匠から教えてもらった
玉切りの尺は師匠が作ってくれたものを形見と思い今でも使っている
「俺が生きている間、〇〇さんには薪の苦労はさせない」とまで言っていてくれた
元気印のこの師匠も病には勝てなかった
首が痛いと言い始めてからわずか1年で亡くなってしまった
本日のNHKラジオの「午後まり」には、リスナーから届いたメールで、いろいろな師匠が紹介されていた
私も私の山の師匠の話をメールにまとめて出してみようかと、一瞬、思ったが止めておいた
どぶろくも知ってはいたがこの師匠からいただき初めて飲んだ
どぶろくの粕から蒸留した焼酎もいただいた
病が出始めたころは、私と家内が食べる分だけのお米を作っても良いかなと思っていたころで、師匠には米作りも相談していた
私のその思いは叶わず師匠は逝ってしまった
昨日が師匠の命日であった
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