整形外科病棟、灯が消えると色々なことが起きる
21時の消灯に合わせ、頭と右肩の枕の位置と高さを調整し、少し簡単なものを食べてから処方されている痛み止めと吐き気止めを飲んで床につく
21時きっかりに看護士が各病室の灯りを消して回る
消灯から暫くすると、日中はひどくなかった嚥下障害を抱える高齢の方が痰が切れずに苦しみ出す
私は眠りに入れず目はさえてきてしまう
物音を発てないように気をつけ起きてトイレにたつ
トイレを出ると下半身丸出しのお婆さんがトイレに向かって歩いて来る
と同時に、隣りの泌尿器科病棟から「トイレ・トイレ」と騒ぎながらお爺さんがフラフラと歩いて来る
ベンチの所で転んだ
助けようと思い向かったが、それより先に看護士が駆けつけて助け起こした
泌尿器科の患者であった
痛み止めが効き、眠れたが、2時半に目が覚めた
追加の痛み止めをもらうためナースセンターに行く
3時過ぎ、部屋で暴れていると訴える女性の声が耳に届いてきた
この患者も含め、問題行動を起こしているのはいずれも私よりも年上の老人である
病棟の灯が消えると老人は不安になるのではないかと思われる
私も後20年、いや10年後かなァ~
こうなるのかねェ~
日本の近い将来は不安だ!
団塊の世代、今とは数が違う!
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