2015年4月13日月曜日

27日目(4月13日)

6:25
5時50分に目覚めた
予報通り雨となっている
それも雨脚は強く、強い風も吹いている
弱った。今日は金比羅さん参りだが、この強い雨の中、傘をさして長い石段を上るというわけにもいかない
ここはあきらめ、先を急いで「うどん屋めぐり」、うだつの「街並み見学」としてもいいわけだが、うどん屋は人気店でもこの雨で人出は少なくなり好都合かもしれないが、うだつでは雨の中街並み見学ともいかないような気がする
もう少し雨脚が弱くなるのをここ道の駅「たからだの里さいた」で待つしかあるまい
 
昨夜のことだが、夕食を終え、カーテンを閉めている窓の方を見たらやけに明るい
何だろうと思い車のカーテンを開けてみてびっくり
私の車の目の前の池越しに電飾が光輝いている
光の間隔は密ではないものの、長さは長く2~300メートルはあるだろう

全国各地の道の駅には数多く泊まれど、このような道の駅は初めてだ

強い雨は止まず、今日はうどんや巡りと腹をくくっていたので、雨の中そんなに急いで出る必要もなく、iPodをスピーカーにつなぎ、ビル・エバンスのピアノなどを聴きながらコーヒーなどを飲んで時間をつぶしていた
私は本当についているようだ
9時頃になって雨が上がった
雲の流れも速い
これはいけると考え、停滞モードから進行モードに切り替え、9時50分に道の駅「たからだの里さいた」を琴平に向けて出発した

金比羅さん下の表参道近くの狭い駐車場に車を入れた
目標は欲張らず、奥社ではなく、本宮とした
本宮まででも石段の数が785段の上りである
右膝の具合が気になるところであるが、傘を杖代わりにして上りはじめた
雨上がりで石段は濡れているし、思った以上に石段の幅は狭い
慎重に上った
本宮まで40分の時間を要し上りきった
結構遠く感じた
参拝し、家内安全のお札をいただいた
下りには30分を要したが、小雨にはなったところもあったが、ほとんど傘いらずで参拝者もとても少なく歩行は楽であった

車に戻り、善通寺市の宮川製麺所にナビを合わせているところで雨が降り出した
宮川製麺所にはナビ通りで迷わず到着した
待っている客もなく、中に私も含めて5、6人の客であったと思う
汁もお揚げも、もちろんうどん自体がおいしい
お揚げが110円だからかけうどんは140円ということになる

天気はなんと、青空さえ見える
しかし、風はとてつもなく強く、ハンドルを握る手は緊張した

宮川製麺所でうまいうどんを味わった私は、これはいけると、ここも友人から情報を得ていた「まんのう町の宮川米穀店」へナビ通りに来たが、場所がわからない
神戸ナンバーの車も谷川米穀店を探している雰囲気であった
わからないので電話をしてみたところ、「今日は風が強く、バーナーが点かない(?)」ということで休みだそうだ

美馬に向かう途中にある道の駅「ことなみ」によった
谷川米穀店のうどんを食いそびれたので、ここら辺りはどの店でもそこそこのうどんを出すのではないかと考え、食堂に入った
うどんメニューがない
ここでうまいのは「蕎麦」だそうだ
ざるをお願いした
早い。すぐ出てきた
まずい。粉っぽい。しくじった

この道の駅にはみかど温泉がある。当然入る
平賀源内がこの湯の効能を広めたとある
多少であるが乳白色の湯で肌にはぬるぬるした感が残る
火傷に効くそうだ

その後、吉野川中流にある美馬市脇町にある古い商家を大切に保存してある「うだつの街並み」を見学した
立派な建物ばかりで感銘を受けたが、同時に住みながらこれを維持管理するのは大変だろうとも感じた次第だ

ここは道の駅にもなっているわけだが、他の道の駅とかなり雰囲気は違い、駐車場も狭く小規模である
少し戻るが、吉野川沿いの広い国道192号線沿いにある道の駅「貞光ゆうゆう館」を今夜の泊りどころとした

この道の駅には高い塔があり上ってみた
吉野川の向こうに剣山が見える


本日をもって、九州、山陽、四国の車中泊の旅はほぼ終わる
「ほぼ」としたのは、家に帰って旅は終わりとなるからだ
明日は、徳島港へ車を走らせ、東九フェリーに乗るだけだ
明後日の早朝には東京港に到着する
後は真っ直ぐ愛妻と愛犬と愛猫が待つ我が家へ帰ろう

まてよ、猫のsmokyは私の帰りは待っていないかも、家内を独り占め(?)しているようだから・・・・

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