2015年4月12日日曜日

26日目(4月12日)

昨夜はここ道の駅「あぐり窪川」で快適に過ごすことができた
今朝気づいたのだが、私が最初に止めた駐車スペースの列に、私を含めた車中泊組が5組並んで停めていた
私の車の隣は日産のサーフに乗ったカップルで、目の前の柵にビキニの水着を干してあったが、朝露に当たりビショビショだ
車種と水着から推察するにサーファーだな
ちゃんとコーヒーも入れ、パンを焼き、ヨーグルトを食べ、キュウリをかじり、瀬戸内で買ったデコポン(4個200円)をデザートとた朝食を済ませ、ここは6時20分に出発した
いつものことだが、道の駅車中組で一番に出発するのは決まって私で、ここも一番出発だ
途中、高知自動車道を無料の箇所だけ使い、サーファーで賑わう須崎の海岸を横目で眺め、国道56号線を高知方面に戻り、高知市内には入らず国道32号線に乗り、大歩危峡を目指す
レストハウスの展望台で大歩危峡を下に眺めるが、テラスが外に飛び出しており足元がウズ・ウズ
する
私はあまり賛成できないのだが、鯉のぼりが何本も峡谷をまたいで泳がされていた
きれいな峡谷は自然の姿のままで観たい

ここまでくれば、祖谷のかずら橋であろう
上名まで戻り、県道45号線、県道32号線を使い、祖谷(イヤ)街道を南下する
たどり着いた
駐車場に車を入れ、少し歩いてかずら橋へ
意外ときれいな橋を恐る恐る何人かが渡っている
私の予測は的中した
20メートルほどの橋を渡るのに、550円が必要であるとのことだ
写真は撮らせてもらったが、ばかばかしくなり橋は渡らずに戻った

ゆっくり歩いて戻っていく途中、上から下りてくる男が私の左肩に激しく当たった
その男は振り向きもせず、詫びることもなくかずら橋の方向に消えた
団体客のようだ
その集団からはやかましい中国語の話し声が聞こえた

かずら橋、芯はワイヤーケーブルで、その周りを蔓で化粧してある
架け替えたばかりか、かずら橋はきれいであった

かずら橋に行く途中で目をつけておいたそば処に入った
峡谷へ飛び出したテラスの席に座った
食べるの当然蕎麦だ
お勧めを無理に聞いたら、「ぼけあげそば」だそうで、それをお願いした
まず、汁をすする、美味しい
大きな油揚げも美味しい
次はお蕎麦だ
うぅ~ん なんだ これ
箸でそばを持つとちぎれてどんぶりの中に落ちる
こりゃ 茹ですぎだろう
それでも全部食ったんだが、金を払う際に、この蕎麦を薦めてくれた係りの方に、「蕎麦、チョット茹ですぎかなぁ」と言っちゃった
その方は胸を張って、茹ですぎではなく、箸から落ちるようなのが祖谷蕎麦の特徴でそれが良いとこだそうだ
ここでは、蕎麦はすするのではなく、かっ込むのだそうだ
同じようになるのかどうかわからないが、その蕎麦を買ってきたので試してみよう
だけど、蕎麦はつるつるとすすらないとね。と思うのだが・・・・

祖谷のかずら橋からはそのまま県道32号線を北上した
昨日の四万十川沿いの国道441号線も細く険しい道であったが、ここ県道32号線は441号線に負けず劣らず、細く険しい道で、常に対向車と退避所を頭に入れながらの走行となった
441号線もそうだが、ここ県道32号線も夜間には走りたくない道である

祖谷峡の途中に祖谷温泉がある
そこに「和の宿ホテル祖谷温泉」がある
崖下も使って建ててあるので、外から見ただけではわからなかったのだが、中に入ってみると結構立派なホテルのようだ
入浴料は1500円とチョット高いのだが、ケーブルカーを利用して標高差170メートル下の峡谷の縁に切ってある露天風呂に入ってみることにした
標高差170メートルでレールの距離が250メートル、見た目にも真っ直ぐに落ちていくようなケーブルカーであった
乗客は私一人で、動かすには運行可の青ボタンが点灯したら、私がスタートボタンを押す
するとゆっくりであるが、下りていくというか落ちていく
足の下が少しザワ・ザワとした感じになる
5分かけて下のホーム(?)に到着、自分でドアーを開けて降りて、ケーブルカーを上に戻す
そこから階段を下りていくと、きれいな露天風呂が設えられていた
この湯に約50分つかっていた
湯は私一人が占領した

この渓谷沿いの露天ぶろ、源泉かけ流しでかなりの湯量であるが、湯がぬるく、50分入っていても汗は出なかった

ケーブルカーで上に戻り、内湯も使った
この内湯も温泉であるが、ホテルのきれいなお風呂といった感じであった
髭もあたり、すべてを着替えて険しい県道32号線に戻った

国道32号線に入り、険しい県道32号線(同じ32で紛らわしい! w)から離れほっとしていたのだが、三好大橋を渡り、琴平に向かう道は道幅としては狭くはないが、上りも下りも険しい道で、道そのものがテラスのように深い谷の上に突きだしているところもあり、ここでハンドル操作を間違ったら、愛車とともに私は空を飛ぶ結果になる

道の駅「たからだの里さいた」に到着した
何の匂いか、臭い!
近くで車を降りた女性が、「動物園の匂いがする」とうまい表現を使っていた
それと、バイクが100台くらい停まっている
聞いてみようかなと思ったが、革のライダースーツや革ジャン、刺繍入りのジャパンーなどを着込んで、タバコをふかしている集団には話しかけにくい
聞かずにそのままにしておいた。どうでもいいし!

この道の駅の奥がまた騒がしい!
行ってみたところ、古い発動機が何台もただ動いている
香川県発動機愛好会のイベントであった
年寄りばかりではなく、結構年齢層の幅は広い愛好会であった
道の駅で土産を買ったり、発動機を眺めていたり、3月1日に発売したという桜もちアイスをダブルで食べたりして過ごしているうちに、私は動きたくなくなってしまった
まだ1時半なんだけど、まぁいいか!
ここに泊まっちゃおぅ
混んでいる駐車場の中、車を少しづつを移動させながら泊まるのに適切な場所へと車も移動し終えた

それに、次の予定先である金刀比離宮の周りにもその先にも泊まりどころとしてよいところが見つかっていないというのもここに留まる大きな理由である

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