2022年9月27日火曜日

交付

 今朝、役所に電話を入れ、マイナンバーカードの交付の予約を入れた

予約を入れたというより、朝一番で予約が取れた

要するに順番待ちではない、空いている状態ということのようだ

マイナカードの交付手続きは10分程度で終えた

住基ネットカードと通知カードは、役所が引き上げた

多額の税金を使って作り上げた住基ネットはろくに働かずに消滅した

住基ネットカードは証拠隠滅となった

マイナカードの交付やマイナポイントの運用で、私が間違った理解をしていたことが3つあった

その一つは、交付時に登録する2つの暗証番号のことで、それは書類による申請ではなく、タッチパネルによる自己入力であった

マイナカードの交付に関しては、間違った理解が2つある

その内の一つは、マイナカードが交付されるだけで5000ポイントが付与されるものと思っていたが、それは違っていて、アプリにチャージした額の25%、最大5000ポイントが付与されるシステムなのだと、実際にやってみて理解するに至った

5000ポイントの餌で釣って、2万円をチャージさせる仕組みとなっている

私は(望んで)餌に釣られ、2万円をチャージした

交付されたばかりのマイナカードを使って健康保険証と銀行口座のリンクも行った

3つ目の誤解釈は、銀行口座の登録である

私が参考にしたアプリの手順書には、自身で口座情報を登録するとは説明されていなかったので、どのようにして私の銀行口座を確認するのかと、不思議というよりかは不審に思っていたのだが、これは私の思い過ごしで、銀行口座は、自身で登録するものであった

健康保険証リンクの7500ポイントと、銀行口座登録の7500ポイントは、マイナポイントに反映されには、1〜2日を要するようだ

次のことは後からわかったことだが、今朝のマイナカードの交付手続きを担当してくれた職員の話によると、マイナポイントの取得手続きに対しても市の職員が手伝ってくれるそうだ

だが、マイナポイントの取得のための設備(?)は、本庁に一台しかなく、それを担当する者も一人と少ないため、本庁は大混雑になっているそうだ

私と同じで、2万ポイント、夫婦ふたりで4万ポイントの魅力は大きかったようだ

マイナカードを使って当市が新たに立ち上げた地域振興の買い物デジタル商品券も、マイナカードを使って申請すれば、これも4000ポイントが付与されるので、私も申請した

適用されまでには、2〜3日を要するそうだ

私を含めた老人達は、マイナカードの20000ポイントや4000ポイントの言葉に翻弄されている

スマホなるものを「ヤッと」だったり、「みんな使っているから」とかで、手にしたデジタル弱者老人達は、何をどうしたら2万円が貰えるのかと悩まされ、自分勝手にポイントを円と読み違えている

誰かの手助けがあって、スマホの中にボイントを入れてもらえたとしても、このデジタル弱者老人達は、スマホの中にある電子マネーなる新たなお金の使い方がわからず、スマホの中に保存されたままになるのではないかと思われる

そんな中にあっても、デジタル弱者老人が活用できるだろうと私が思っているのが、nanacoカードである

老人の中でも、このnanacoカードを使っている方は結構いる

nanacoは電子マネーだとわからずに使ってきたと思うが、これなら使えると思う

国はデジタル化を推進しているが、この分野においても、弱者は置き去りにされる

私が悲しいのは、弱者は置き去りになるだろうとわかっていて、対策をしないことだ

弱者の置き去りは、デジタル化推進以上に多くの深刻な問題を抱えている

就職氷河期世代、派遣労働、奨学金などの多くの弱者の置き去り問題はハツキリと見えている

置き去り問題は、人に限ったことではない

ハッキリと見えている食料自給、原子力を含めたエネルギー、少子高齢化などの問題は、弱者を生み、それがまた置き去りとなる

弱者は自己責任と言う人がいるが、そういう人は強者で、弱者の辛さは見えても理解できない

置き去り問題は、あれがない、これがないとの言い訳で過ぎて行き、一歩も、半歩すらも前に出ない

どの国、どの地域、どの民族、どのような社会制度の中にあっても弱者が生まれるのは世の常と諦めなければならないのかもしれないが、悲しい

弱者が生まれるのは仕方がないとしても、救済し、置き去りにしない制度、考え方、心が必要なんだろうと思う

野良犬から産まれた野良犬は、人間を信用しないそうだ

弱者の弱者で、最強弱者だ

【追記】

1.マイナポイント:一日も経たずに、15000ポイントが付与されて、私のスマホに電子マネーとして入った

2.デジタル弱者老人の誤解:貰えたマイナカードの中にマイナポイントの2万円が入っていると考えている人までいる

マイナカードに2万円が入るわけではないと理解している人でも、次の4つのことがわからないでいる

言ってみれば、

①2万ポイントの権利を有効にする方法

②有効にしたポイントを電子マネー化する方法

③電子マネーを入れておく財布の作り方

④電子マネーの使い方

がわからないでいる

これを「手伝う」ではなく、「やってあげた」では、デジタル弱者老人の筋力アップにはつながらない

2万ポイントは「いい機会だ」と捉えて、デジタル弱者を救う行政対策を行ったらどうかと思うが、これも、一歩も半歩も出ない政治や行政に期待しても無理だろうと思う

p.s.

ここ2〜3日のことで、私のスマホは、多額(?)の電子マネーが入ったお財布になった

落としたら大変!と思った

拾われたら、使われてしまうと・・・

私のスマホは、あと払い方式も導入しているので、更に高額な電子マネーを使うこともできてしまう

安全策は、スマホのロックである

私のスマホは「私の指の指紋」と「私の顔」と「バフワード」のロックが設定してある

このロックの解除方法は、「or設定」である

要するに一つだけの解除方法で解除できる

他人が私の指紋や顔は真似できないが、パスワードは入力できる

(一般的にパスワードには「数字」「英数」「パターン」の3つの設定方式がある)

電子マネー化により、このパスワードに対する気密性はより重要になってきたと言える

※デジタル弱者老人は2万円の魅力に惑わされず、老人は、「デジタル弱者」のままでいた方が良いのかもしれない

電子マネーは使い慣れてくると楽ではあるけれど、世の中から現金がなくなったわけではないので!

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